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2010.01.13
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カテゴリ:自然環境
今日の越後は、午前9時前から猛烈な暴風雪に見舞われた。
2時間余りで風が収まったと思いきや、雪が降り出した。
午後4時までに15~20センチの積雪となり、現在も降り続いている。

暴風雪といっても、経験の無い方は判らないのではないかと思う。
地吹雪と言ったなら理解できるだろうか?
北の地方では「地吹雪体験ツアー」などというものも有るらしい。

冬の時期になると、数回は経験する地吹雪は、10m先が何も見えない事がある。
傘などは何の役にも立たない。
歩くことが困難となり、風の当たる方向は頭から「つま先」まで雪で覆われる。

地吹雪の思い出と言えば、子供の頃、朝の通学時間帯に何回か遭遇した覚えがある。
当時は、道路沿いには何も無く、周囲は水田が拡がっていた。
登校時は向かい風で正面右から、まともに風が当たる。
一列になって年長の子供が先頭を歩き、年下の子供を庇うように登校した記憶がある。
全員の頬が赤くなっていたことを思い出す。
また、下校時に地吹雪が続くと授業を途中で止めて集団下校となり、地区別に教師が付き添い帰宅した。
帰り道は「追い風」となり、案外歩くには楽だった。

積雪が有る場合は、さらに困難が加わる。
歩道などは無く、除雪もされていない所がほとんどであった為に、長靴の中は雪が溜まり足が濡れるのを我慢して歩いたこともあった。

今の子供は、スクールバスでの送迎であるために地吹雪などの体験は無いと思われる。
体験を通じて、自然との関わり合いを持つ機会が徐々に少なくなっていることに気づく。
寒さに負けず冬季限定の体験の機会を、多く持っていただきたいと願う。

 撮影 2010年01月11日16時00分 1/250 F5.6 ISO100
夕日 10.01.11





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Last updated  2010.01.13 18:12:57
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