わたしのブログ

越後一宮、彌彦神社（やひこじんじゃ）。
正確には、「いやひこじんじゃ」という。
付近一帯の地名は「やひこ」であるために「やひこじんじゃ」と呼ばれる。
彌彦神社は「弥彦山」の麓にあり、この山を神域とする。
弥彦山の標高は634ｍ、この値は国土地理院発行の地図にもそのように記載されている。
北緯37度42分17秒、東経138度48分32秒の地点の標高が634ｍ。
国が多額の費用と人員を要して算出した値である。

しかし、弥彦村と弥彦観光協会および彌彦神社は、638ｍと言って譲らない。
弥彦山の山頂には彌彦神社の「奥宮」があり、鳥居も存在する。
弥彦村が発行する各種パンフレットにも、弥彦山頂に「三角点」が無いことを「幸い」として638ｍと記載されている。

弥彦山は「弥彦佐渡米山国定公園」のシンボル的存在である。
県内外を問わず多くの観光客が訪れ、彌彦神社に参拝している。
また、手軽に登れる山としても多くの登山客が山頂に向かう。

　撮影　2010年01月06日14時25分　1/250　F5.0　ISO400　　彌彦神社拝殿