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2010.03.10
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カテゴリ:自然環境
昨日午後から降り始めた雪は夜半には止み、今朝方までにはすっかり消えていた。
今日の夕刻現在、積雪はゼロ。
風は、やや強い。

違法な取水を長年に渡り続けていたJR東日本が、信濃川からの水利権を取り消されて、一年が経過した。
水利権の再申請が期限切れとなる9日、JR東日本は国土交通省北陸地方整備局河川部信濃川河川事務所(長岡市)に対し一ヶ月間の期限延長を申し入れ、受理された。
同事務所のHPには、「JR東日本(株)発電水利使用の不適切事案について」と記載されている。
「不適切事案」という表現にはオドロクというより、お役所の感覚を見た思いがする。

長年に渡り河川法を犯し、違法な取水を続けてきたJR東日本。
毎年のように地元流域住民からの「河川の流量増加の要望書」を顧みることなく、取水を続けてきたJR東日本。
メーターを誤魔化し、取水データを「改ざん」したJR東日本。
信濃川河川事務所の問い合わせに対して、「適正に行っている」と回答したJR東日本。
JR東日本の報告を鵜呑みにし、安易に見逃してきた信濃川河川事務所(国土交通省)。
国民の側からすれば両者とも「被告」の側である。
もう少し具体的に言えば、犯罪者と犯罪幇助者である。

河川は、国民共有の財産である。
国が行う取水権の許認可は、国民から付託されたものに過ぎない。
地域や河川流域住民の同意なくして河川行政ができるのだろうか?
国の「思い上がり」でしかない。

一年前までは、信濃川で発電された自前の電力は、首都圏の山手線の電車を動かしてきた。
取水権取り消し後、JR東日本から本当に困った、という話は出ていない。
他の火力発電所や電力会社からの電力で、「山手線」は動いている。
今後も同じように続けるのが、「筋」だと考える。
長年、夏場は「死の川」と化し、その姿を見てきた信濃川流域住民の「願い」は本来の信濃川に戻って欲しい。
ただ、それだけである。

 撮影 2009年05月28日15時44分 1/320 F7.1 ISO100  
          小千谷市山本山から望む越後三山  蛇行する信濃川
越後三山と信濃川 09.05

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Last updated  2010.03.10 18:47:45
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