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2010.06.07
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カテゴリ:交通
15世紀の大航海時代の著名な人物と言えば、コロンブス、バスコ・ダ・ガマ、マゼランの名前が思い浮かぶ。
海図を持たなかった彼らに有るものと言えば、「あくなき挑戦」と「冒険心」。
壊血病により多くの航海者や船乗りの命を奪ったことは歴史的事実である。

航海術の基本は、自船の現在位置である。
陸地が見えない場合は、磁針(磁石)、正確な時計と天体観測が不可欠である。

航路上の灯りは、航行する船舶にとっては重要な道標である。
レーダーという電波探索機器が使われるようになって久しいが、
人の眼による目視は欠かせない。
また、人工衛星を利用したGPS(全地球測位システム)全盛の時代に於いても、運用に携わる方々は「灯り」の確認を怠らない。
灯台の灯りは航路標識である。
その発光の「しかた」に於いて、同じものは存在しない。

空港の滑走路状の誘導ランプは、発着する航空機には欠かせない。
航空機の主翼の両端のランプの色は、左右では異なる。
左主翼は赤色灯、右主翼は緑色灯。
最後部には白色灯がついている。
また、機体下部には赤色点滅の衝突防止灯がついている。
これらは航空灯と呼ばれる。

「旅」からの帰路、我が家の灯りが見えたとき、なぜか「安堵」する。
家庭の灯り、街路灯、町の灯りが我々の「安全な暮らし」を支えている。

 撮影 2010年06月05日19時23分 1/10 F5.6 ISO800  角田岬灯台
角田岬灯台の灯り 10.06.05

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Last updated  2010.06.07 22:32:17
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