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2015.10.21
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カテゴリ:自然環境
今夕、越後の日の入りは早くなり午後5時前となった。
また「つるべ落とし」という諺もあり、急速に日が暮れる様子を指す。

つるべは釣瓶と書き、井戸の水をくみ上げる際の容器のことを言う。
近在の家では井戸水を使っていたが、水道水に変わったのは昭和50年代である。
井戸水は長い竹竿の先に釣瓶を付け、水をくみ上げる人力方式から手動のポンプ、さらに電動ポンプに変わった。
従って井戸水は貴重品であり、現在のようにふんだんに使えなかった。
亡母の実家は水の豊富な環境にあり、嫁に来てから水の使用には制約を受けるようになった、と聞いている。
恐らく井戸の深さと関係し、くみ上げる際に手間暇を要したものと推定される。

現在、上下水道は完備されて久しいが井戸水は日常的に使っている。
以前の配管は残してあることから、屋外にある鉢類への散水、野菜類や農機具等の洗い物に使っている。
蛇口を廻すと電動ポンプが動作し、井戸水が出てくる仕組み。

普段、電気は節約するが水と空気はふんだんに使っている方が多い。
大きな災害の場合、水と電気は、ほぼ止まると思われる。
衣食住および個人による通信手段の自力確保は困難を伴う。
23日、2004年の中越地震から11年目を迎える。
自宅付近では短時間で大きな揺れを3回経験し、最大震度5強を観測したが被害は無く、水道や電気は正常に使えた。
災害の記憶は昨日のように思い出される。

 撮影 2015年10月21日17時19分 1/4 F9.0 ISO2500
    長岡市島崎 新島崎川(工事中)に架かる農道の橋から
    背景左の山容は弥彦山(634m)、右側は国上山(313m)
新島崎川 2015.10.21






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Last updated  2015.10.21 22:50:36
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