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カテゴリ:農家の仕事
現在、水稲の田植えは機械植えが主流であって、手植えを行っているのは山間部の棚田等に於いて極稀に見られる。
当方が子供の頃は、6月の田植えの時期になると一家総出で、さらに親戚の応援を頼み、朝早くから作業を行っていた。 苗代で苗を採りわらで結束、水田まで苗束を運ぶ、水田で定規を転ばす、苗束を腰かごに入れ一列に並んで田植えを始める風景は、遠い過去の話となった。 いずれの作業も長時間、同じ姿勢で続けることを強いられ、重労働であったことは否めない。 手伝いの子供たちは、働いている親の姿を見て育ち、仕事を憶えてきた。 手で田植えを行う婦女子の方々は早乙女(さおとめ)と呼ばれ、赤いたすきの「出で立ち」は今も記憶の片隅に残っている。 大人に混じって初めて田植えを行ったのは中学生の時である。 田植え専用のスリムな長靴を履き、腰かごに20束程入れ満杯にする。 左手に苗束を持ち結束を解き、右手で苗を三本程取り三本の指で植え付けてゆく。 六角形の長さ約4m程の定規により付けられた交点に4~5条分、苗を植えてゆく 周りの大人たちが端まで植え終わる時分には、まだ半分も行かなかった。 以前は小さい圃場がほとんどであったが、圃場整備後の圃場は長さ一律125m、幅は面積に応じて異なる。 田植機は6条ないし8条植えが主流で、往復でも5分程で済む。 越後の当地はフェーン現象により気温28度C前後の夏日となっている。 午後からは風が強くなり、夜遅くには雨となる。 雨は明朝までに止み、日中は晴れの好い田植え日和となる見込み。 撮影 2016年05月03日08時20分 1/250 F9.0 ISO100 長岡市和島北野 圃場 田植え 背景の山容は左側は弥彦山(634m)、右側の半球状は国上山(313m) 人気ブログランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016.05.03 17:23:58
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