わたしのブログ

「海の日」の越後の当地は、朝方に雨が降ったが直に止み、午前10時頃まで曇り空となる。
その後は薄い雲を通して陽が射すようになり、最高気温は27度C前後と蒸し暑い日中となった。
夕刻、早めに海岸に向かう。
水平線上の高い位置まで厚い雲に覆われているが、北側には青空も見える。
静かな海面が眼前に拡がり、佐渡島は漆黒に映る。
近くの波打ち際では魚釣り、少し離れた砂浜では10人前後のグループがバーベキュー、犬との散歩中、と思ったよりも人出は少なく閑散としている。
砂浜を歩いて気付くことは、漂着したゴミ等は集められ、小山となって点在している。
範囲は狭いがボランティア、あるいは地元の方の奉仕活動の結果だろうか。
昨年まで見たことは無かった。

500ｍ程離れた海浜では、重機によるゴミ集めや埋設が行われている。
海水浴や訪れた方に対する「おもてなし」であろうと思われる。
しかし、海浜に近い駐車場では毎夏、ゴミが散乱している。
その多くは飲食物の容器であり、中には花火の残滓がそのまま置かれていることもある。
モラルの低下、あるいはそのような風潮を強く感じる。

夕陽はまったく見えなかったが、日没後の残照は沖合の雲に赤く映っていた。
午後６時半過ぎ、越佐海峡に４つの漁り火が見え始め、徐々に明るさを増してくる。

　撮影　2016年07月18日18時19分　1/80　F9.0　ISO100
　　　　長岡市郷本　郷本海岸から北西側の空模様




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