わたしのブログ

某社のOSの無料アップデート終了まで残された時間は僅かとなった。
忘れもしない昨年８月末、無料という甘い言葉に惹かれアップデートをしてみたものの結果は散々で、エライ目に遭った。
ネットの巷言では「人柱」が必要、「ただより高くつくものはない」などと酷評されていた代物である。
多少のリスクは覚悟していたが、３日でハングアップし新規の再インストールはまったく予想外だった。
各種データは別の HD にバックアップした後、元の環境に戻るまで多大な時間と手間を要した。
問題を乗り越えたか、は別の話であり、問題解決に当たる姿勢が大事と考える。
PC不要スマホでOK、ネットとメールで充分、と言われるご時世ではあるが PC は自分なりに重宝している。

数名の知り合いや友人からは、アップデートはどうだったか？と結果を聞かれたが、そのまま伝えた。
問題が起きなければ良いが、リスクは付きもの、最悪の場合は元に戻す知識や操作が必要と話した。
世の中には、数年使っても買ったときのまま、という方もいる。
使用、または蓄積データ等は増えてはいるが、煩雑なアップデートは行わない、アラートは無視している人も多少なり存在する。
悪く言えば、触らぬ神に祟りなし、ブラックボックスと認識している方々でブラウザを電子辞書、あるいは便利な検索機械と思っているらしい。
以前なら、電話やFAX、手紙等でやりとりしていた部分を電子メールで済ませ、多用する。
反面、人との繋がりは薄れ、文面から気持ちや想いは窺い知れないことになる。

今月中旬、雨降りの日に「再挑戦」してみようと思い立った。
アップデートに関連する重要な10個余りのの更新プログラムはインストールしなかったことから、目障りな通知はまったく見られない環境下にあった。
正午からダウンロードを始め、インストールを終了したのは午後９時過ぎ、さらに１時間半余りで完全に終わった。
かなり時間を要したが、インストール部分のみなら２時間半程度と前回と同じである。

先回、不具合の元凶となったアプリケーションプログラムは？と見れば、正常に動作している。
バージョンは細かい数字が１つ上がっているだけである。
製造元とかなり細かいところまで突っ込んだやりとりが思い出され、メモリダンプまで送ったが製造元のエンジニアも、わからない、との返事。
このとき、長年の登録ユーザーに対する製造元の配慮や気配りは、有難いと思った。
当方の場合、OS の異なる機器を使っていることから有償のアプリケーションプログラムに対する出費は倍になり、問題が生じた場合は優先的に問題対処に当たると、通知を受けていた。
製造元からの電話によるサポートや連絡は十数回にも及び、さらに主と従の２人のサポート担当を付けていただいた。
にも関わらず、まったく原因がわからず不明、お手上げという返事しかいただいていない。
こちらも諦めざるを得なく、御礼を言ってから約１年が経過している。

新しいOSになってから２週間余りが過ぎ、今のところ不具合ないし問題は見られない。
悪く言えば、多くの「人柱」を重ねた結果であろうと思われる。
アプリとOSのやりとりは、ユーザー側はまったく関知しない部分である。
プログラムは人が作ることからバグは避けられない。
初期のプログラムを改善改良するのも人であり、よりよい物になっていくのは「世の習い」である。
来月２日から、さらなる更新プログラムが配布される予定らしいが、問題が生じないように祈るしかない。

　撮影　2016年02月08日14時31分　1/50　F16　ISO100
　　　　長岡市和島北野　農道から　
　　　　左側の山容は弥彦山（634m）、右は国上山（313m）




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