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2016.10.06
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カテゴリ:自然環境
先日、バイクに乗り十日町市松之山にある「美人林」まで撮影行に出掛けた。
自宅からの距離は、ルート検索によれば約77Km、3時間余りの走行を予定。
主な国道で言えば 404、403、252、403、253、353号線を経由する。
数年前に辿った同じルートで、404および403号線に関しては山越えとなり数回、登って下る道筋。
非力なバイクでは苦手となるが、他と比べれば距離は一番短い。
今回、走ってみて403号線は、トンネルと陸橋により山越えは無くなっている区間がある。
それでもまだ1車線や急カーブ、見通しの利かない箇所が多く存在する。
沿線は人家の密な区間も有れば水田や畑、あるいは川沿いや山の中と変化に富むコースで、自然に恵まれた中を通っている。
しかし、冬場は特別豪雪地帯に様変わりし積雪3m以上にもなる。
雪崩から道路の埋没を防ぐ「スノージェット」が設置されているが、冬期閉鎖される区間も存在する。
現在、数カ所で道路改修工事が行われて、片側交互通行となっていた。

幹線道路から離れた山間部の方々の日常は、平野部に住む当方の想像を超える。
山間には代々続く棚田や手入れされた畑が見られ、それぞれ沢水のみで賄われている。
半年間は雪の中での暮らしを余儀なくされ、多くの時間を屋根の雪下ろしや除雪・排雪に費やされる。
山間部の沿線にはスーパーやコンビニ等は皆無であり、老人世帯には週2回程度の移動販売車が頼りの地区も多い、と聞く。
人口減の中、生まれ育った地を愛する心が有ればこそ、代々続く地区の行事や催しが可能となる。
路線バスや地区を結ぶ市営バスに託された使命は重い、と感じる。

 撮影 2016年10月04日14時21分 1/13 F8.0 ISO400
    十日町市松之山 美人林



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Last updated  2016.10.06 21:42:41
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