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2017.08.28
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カテゴリ:農家の仕事
越後の当地は雲に覆われている。
昨日は乾いた西寄りの弱風が有り、過ごしやすい日和となったが、今日は一変し、日中の気温は30度C前後まで上がり蒸し暑さを感じる。
今週は9月を迎える。
近在では昨日から早生品種の稲刈りが始まっている。
週の半ばには降雨と予報されていることから、圃場の状態如何では稲刈りは遅れる。
また、降雨や朝露の有る状態では稲刈りはできない。
天候や自然環境の下での稲作の宿命でもある。
来年からは減反は無くなるが、コメの価格が安くなる訳でもない。
生産者側から言わせてもらうなら、ほとんど儲けは無く、むしろ作らない方が良い、との声が多い。
個人生産者の多くは法人組織への加入や個人委託を行っている。
また、後継ぎはサラリーマンになり、中高年が今の農業を支えている、のが現状。

農政は「ノー政」と言われて久しく、工業製品を輸出し農産物は輸入で良い、とする意見もある。
一部の地域ではブランド米と称し生産販売しているが、年々暑くなり昼夜の温度差で美味くなるコメも普通のコメと何ら変わりは、無くなりつつある。
さらに、清冽な水を使ってコメ作りを行っている農家は僅少で、ほとんどは河川の水を使っている。
農産物と水、土壌との関係は専門家に譲るが、日夜研鑽努力を続ける農家は稀少である。

 撮影 2017年08月26日18時37分 1.6s F16 ISO50 三脚使用
    長岡市寺泊大和田 国道402号線路端から 日本海の残照



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Last updated  2017.08.28 15:14:43
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