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2020.11.23
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カテゴリ:自然環境
フリーの百科事典 Wikipedia によれば、
植物の葉や花の色は主にフラボノイド、カロテノイド、ベタレイン、クロロフィルの4種類の色素により発現する。
これらの色素は特定の波長の光を吸収し、残りの波長の光は反射する性質がある。
反射した光の中で、人間の目で見える範囲の波長の光(可視光)が色として認識される。
例えば、葉が緑色に見えるのは、葉に含まれているクロロフィルやカロテノイドが赤色や青色の光を吸収し、緑色や黄色の光を反射するから。

光は、様々な波長の電磁波から成っている。
異なった波長の光は、人間の目には違った色として映る。
人間が色として認識できるのは可視領域の波長(380~780nm)の光のみ。(注 nm はナノメートル 10億分の1m)
可視領域よりも短い波長(紫外線)や長い波長(赤外線)の光は色として認識できない。
アントシアニンやカロテノイドは可視領域の光を反射するため、人間の目には色として認識される。
例えば、カロテノイドは400~600nm領域の紫~青~緑色の光を吸収する。
可視光の中の残りの黄色~赤色の光は反射して人間の目に入り、色として認識される。

上記の識者の説明文を要約すると、見える葉色は
  緑色:クロロフィル(葉緑体 光合成)
  赤色:アントシアニン(紫外線吸収作用)
  黄色:カロテノイド(黄・橙・赤色の色素類の総称)
となる。

 撮影 2020年11月18日14時40分 1/50 F8.0 ISO640
    燕市国上 雲高山国上寺 本堂前のもみじ 





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Last updated  2020.11.23 19:44:03
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