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カテゴリ:文化遺産
撮影 2021年09月26日08時55分 1/8 F8.0 ISO160
魚沼市大浦 曹洞宗「赤城山・西福寺」開山堂の外観 朝方から雲が多く、予報によれば雨となっていた。 午前7時半過ぎ、友人の車に乗り魚沼市大浦に在る曹洞宗「赤城山・西福寺(せきじょうさん・さいふくじ)」に向かう。 この寺の境内には「開山堂」が建ち、茅葺き二層の屋根の上に雪囲いの屋根が付き一見、変わった形の建物に見える。 同堂天井(三間四方)には、「道元禅師猛虎調伏の図」と呼ばれる透かし彫りの大彫刻がある。 当方から友人に、この天井彫刻を見に行こうと提案したところ、二つ返事で了承され、行くことになった。 開山堂には後から2組の拝観客が訪れ、駐車場の車はいずれも県外ナンバーを付けていた。 帰路、幸い降雨は無く、小千谷市山本山に寄り越後三山を眺めた。 友人は初めて見る風景らしく、素晴らしいと感嘆していた。 正午過ぎに無事に帰宅、雨は5分後に降り出している。 以前の当ブログでは「越後のミケランジェロ」と呼ばれる彫刻師・石川雲蝶(1814年~1883年)を紹介している。 2011年07月07日付けのブログ、2日前の05日に付近にある曹洞宗「針倉山・永林寺」を拝観し、さらに西福寺に寄ろうと考えていたが午後6時前着、拝観時間はとうに過ぎていた。 しかたなく開山堂の外観を撮影し帰宅したことは、良く憶えている。 以来10年間、開山堂を拝観したいという想いは有ったものの、機会が無かったように思われる。 2011年07月07日当ブログからの抜粋 彫物師「石川雲蝶」は江戸の生まれであるが、縁あって越後人となったのは1850(嘉永年間)年代の初めのことである。 魚沼市にある曹洞宗・永林寺において、13年の歳月を費やし、欄間、絵画、彫工など100点を数える作品が残されている。 本堂の欄間に施された「天女の両面透かし彫り」は一見の価値が有ると思われる。 天女像のモデルは魚沼の女性、と言われている。 魚沼市の曹洞宗・西福寺開山堂では、堂内天井一面に彫刻がある。 これは、極彩色の透かし彫り「道元禅師猛虎調伏の図」、雲蝶の代表的な作品と言われている。 開山堂は、二層の茅葺きの屋根となっており、建物保存の為に、さらに大きな屋根が付いている。 曹洞宗「赤城山・西福寺」開山堂 所在地:魚沼市大浦 拝観時間:9時~16時(受付最終は15時40分) 拝観料:500円 石川雲蝶の作品群は新潟県文化財に指定されている 堂内の撮影は禁止 越後日光の開山堂とも呼ばれる 関越自動車道小出インターから5分 風景・自然ランキング お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2021.09.26 18:45:08
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