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2021.11.17
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カテゴリ:良寛
 撮影 2021年11月17日14時59分 1/50 F8.0 ISO500
    燕市国上 五合庵(国上寺付属の草庵)



朝方の気温は低く、アメダス観測地点の長岡、寺泊では4度C台まで下がり、県内各地では今季最低を記録した地点が多い。
午後からバイクに乗り五合庵に向かう。
今月6日にも訪れたが五合庵付近の「色づき葉」は、見られず後日再来と、考えていた。
麓の集落からの道筋は狭く、急坂の登りが続き「本覚院」の駐車場にバイクを駐輪する。
青空の下、駐車場脇の見事な紅葉が出迎えてくれた。
落葉は掃き集められ、来訪客への心遣いに感謝したい。
 本覚院(ほんかくいん)
   五合庵に程近い真言宗の寺院。
   良寛は五合庵に暮らしていた頃、ここをよく訪れ親しい友人と集まって談笑したり、歌を詠み交わしたりした。
   本堂前にその様子を詠んだ歌碑がある。一時ここに住んだこともあったという。
   境内には句碑が有り紹介する。
     いづくとも替へ国 すれどわがこころ くがみのさとに まさるとこなし (良寛)
      (原文~伊つ具登毛かへ國 春連登わが古々路 具かみの左登に 満左る登古奈之)
     本覚院につどひてよめる 良寛
        やまぶきの はなをたおりて おもふどし かがすはるひは くれずともがな
     青葉分け行く 良寛さまも 行かしたろ (種田山頭火)
    の句碑がある。

本覚院の上に五合庵が在り、石階段の道筋が続く。
五合庵は国上寺付属の草庵。
元は国上寺住職の隠居所であったが国上寺中興の祖万元上人が、貞享末年(1687)頃ここに住み、毎日寺から五合の米を与えられていたのでこの名が付いた。
楓・杉・ブナの大樹がそびえ、当時は竹林もあったらしい。
良寛は47歳から60歳頃までの間(一時は他所に仮住まい)、この山中の粗末な庵に無一物で暮らし自然と一体となって修行を積み精神の深みを増していった。
庵の近くには良寛の歌碑2基がある。現存する建物は大正3年(1914)の再建。
句碑は
  焚くほどは 風がもて来る 落ち葉かな(良寛)
  あすからは わかなつまむと おもひしに きのふもけふも ゆきはふりけり(沙門良寛)

午後3時半、帰路に着く。


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Last updated  2021.11.17 20:10:09
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