春 守門岳
守門岳(すもんだけ 標高1,537m 二百名山)は越後・中越地方を代表する名峰として、地元では知らない人はいない、と思われる。守門岳は総称で袴岳(はかまだけ)、青雲岳(あおぐもだけ)、大岳(おおだけ 標高1,432m)から成る。登山コースとして最もポピュラーな「保久礼(ほっきゅうれ)コース」は、保久礼小屋(標高766m)から100分で大岳、さらに1時間で青雲岳を経て袴岳に到達する(記載数字は休憩を含まない標準登山時間)。国道290号線から栃堀、刈谷田川ダムを経由して保久礼小屋付近までは車等で行けるが駐車場が狭く、注意が必要。山頂からは越後平野や日本海に浮かぶ佐渡島が眺望され、背面には浅草岳や越後三山を見ることができる。また、冬期になると大岳と袴岳の間にできる「大雪庇」は東洋一と称されている。今年の山開きは5月24日に予定されているが、新型コロナウィルスの影響から例年行われる記念登山や山頂での安全祈願祭および木札の配布は行われない、という(栃尾観光協会)。 撮影 2020年04月17日13時58分 1/125 F16 ISO100 小千谷市山本山高原(標高320m付近)から 冬装束の守門岳を望む 左は大岳(1,432m)、右は袴岳(1,537m) 撮影地点から同岳までの距離は約31Km人気ブログランキング