カテゴリ:本・漫画
1979年(2013年現在から34年前)事故前に既に原発の危険性を指摘していた資料があり 著者でありジャーナリストの 堀江邦夫さんは実際に福島原発や敦賀原発の作業員として働いて その体験を基にして描かれた作品で 漫画 「ゲゲゲの鬼太郎」の作者として有名な水木しげるさんが実際に福島原発付近に行って イメージを膨らませながら描いた絵と合わせて出版されたのがこの書籍
日本が 東京オリンピック開催権を獲得した事に世間は浮かれていますが 2011年から この問題(福島原発)を放置して 今も福島・東北・関東地方では奇形動物・甲状腺異常などが増加しているという報告がありますし着実に被爆の影響が出てきているのが分かります。 今の日本の原発事故対応では 7年後の東京オリンピック開催年2020年までに どんどん今以上に深刻さが増していき オリンピック開催どころでは無くなっているのではないかと思っています。 海外では 今 日本の終息しない原発事故・汚染水問題・地下水汚染などが大きなニュースとして扱われている様ですが 日本の報道では小さく扱われていて深刻さの認識度合が世界と日本では大幅に差がある事も分かります。 原発作業員についても テレビでは殆ど報道される事が無いので過酷な現状というのが伝わってきませんが死者が多数出ていると聞きますし 2011年3月の原発事故以前の普通の状態でも作業が大変だと聞きますし 私は汚染水問題・どんどん出てくる核のゴミを含めた全ての原発事故対応は日本だけでは解決出来ないと思うので 海外(原発技術に精通している アメリカ・ロシア・ウクライナ・フランスなど)の支援を仰ぐべきだと思いますし早急に放射能・汚染水の封じ込めをしなくては日本は崩壊してしまうと思います。 「死ぬ覚悟した」〜福島原発の元運転員、初証言 小出裕章:高濃度汚染水漏れについて:遮水壁=地下ダム みのもんた 東京オリンピック開催、汚染水問題を語る。 楽天ブックスはこちら
発売日 2011年08月 『原発ジプシー』の堀江邦夫、『ゲゲゲの鬼太郎』の水木しげるが、一九七九年、福島原発の“闇”を描いていた!過酷な労働、ずさんな管理…。三・一一以降のすべては、当時から始まっていたことがわかる。 幻のルポ&イラスト が、新たに単行本として圧倒的迫力でよみがえる。 目次 第1章 パイプの森の放浪者(「原発の仕事も考えもんだ」/原発を渡り歩く ジプシーたち/防護とは名ばかりの防護服/汚染水が突然吹き出す/高線量エリアでの作業/故障していたアラームメーター/激しい頭痛に座り込む)/第2章 傷ついた者たちの墓標(史上最悪の事故に口を閉ざす/重装備でヘドロを掻き出す/被ばくノルマの達成/管理区域内で重傷を負う/想像を絶する「事故処理」/無災害”を讃える記念碑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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