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テーマ:葬儀(192)
カテゴリ:メールマガジン
今週から、葬儀・告別式までの流れについてご紹介します。 ※ ※ ※ 慌しくお通夜式が終了しました。 ご親族みな様が協力しあって、夜通し交代でお線香とローソクの火の 番をします。 そして一夜が明け、葬儀・告別式の当日です。 喪家の皆様にとって、精神的、そして体力的に徐々にピークが近づき つつある状態です。 そんな過酷な条件の中、喪主やご遺族にとって、葬儀・告別式が始ま るまでに、決定や判断しなければならない事柄がいくつかあります。 それらの項目をピックアップしてみると、 ●読み上げる弔電の順番 ●清めのお膳(精進料理)の数 ●火葬場までのお車の数 ●供花の追加がある場合、配列順序の再検討 ●ご参列の皆様に対する喪家代表者の挨拶 細かな事柄を除いて、代表的なものは以上です。 清めのお膳と火葬場までのお車の数については、請負の段階で大まか な数を決めていただいていますが、開式時間の2時間程前までに、 最終決定をしなければなりません。 ※ ※ ※ では、読み上げる弔電の順番についてご説明します。 本来でしたら、いただかれた弔電は、全て読み上げてほしいのが 喪主やご遺族のお気持ちでしょう。 しかし、いただかれる弔電の数は、喪家により多かったり少なかっ たりと様々です。 葬儀・告別式の所要時間は、殆んどが1時間なのです。 現役時代の私は、なるべく読み上げる弔電の数を抑えていただく よう、常にお願いしていました。 なぜなら・・・、 何らかの事情により、お葬式に参列できない方々が弔電を使用され ますよね。 当日ご参列いただた方々の中にも、お忙しい方はたくさんいらっしゃ います。 忙しい中、わざわざ足をお運びいただいている方々と、事情はどうで あれ、参列されていない方と、あなたならどちらを優先されますか? 「参列いただいた方々ですよね。」 弔電を読み上げる際は、会葬者だけでなくお寺様にもお待ちいただく こととなります。 しかも、弔電を読み上げるタイミングは、大半がご焼香の前です。 忙しい中、お運びいただいた方々の貴重なお時間を少しでも奪うこと に、私は大変抵抗があったのです。 こういった理由から、全文のお読み上げは1通~3通まで。 お名前のみの読み上げは、多くても10通までに抑えてもらえるよう、 アドバイスしてきました。 順番については、供花の配置順と基本的に同じです。 ※ ※ ※ ≪やまさんのツブやき≫ それでもね~。 届いた弔電のお名前だけでもいいから、全て読み上げてほしいって いう喪主もいらっしゃいました。。。 そういう時に限って、弔電の数が多い・・・。 どのタイミングで読むかの判断が難しいものでした。 司会者が別にいた場合だと、相談できるものでしたが、担当しながら マイクも握っていた時なんかは、う~ん。 どうしようかな~・・・。 って悩みましたよ。 開式前に読み上げたり、お寺様が祭壇前から下がられた後で読んだり、 その時々によってパターンを変えなければならない・・・。 あと、とっても怖いのが、お名前の読み間違い。 正確な読み方をお聞きしていたにも関わらず、緊張のあまり間違って しまったケースは、どうしようもないとして、喪主やご遺族が勘違い しているケースがあったりと・・・。 いろいろあります~~~。 どこどこの議員さん、大会社の社長さん、とある宗教団体の教祖、 と、会った事もないお偉い様から弔電を寄せられた際は、一様に 必ず読んでください状態でした。(~_~;) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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