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テーマ:葬儀(192)
カテゴリ:メールマガジン
戒名の値段は、宗派やその内容によって異なりますので、 お値段について話をする前に、戒名の仕組みをお話しします。 仕組みを知らずに、値段だけ知っても納得できないですよね? ※ ※ ※ 戒名とは、もともとは仏教を学ぶために出家して、師の僧侶から 戒を授けられると同時に与えられる名前のことをいいます。 戒とは、仏教徒としての生活のきまりのことで、五戒や十戒など 様々な条目があります。 この戒を守るかどうか師の僧侶から確認が求められ、守ると誓え ば戒が授けられ、宗教者としての新しい生活が始まり、それまで の俗名を捨て、仏の弟子としての証である戒名をいただくのです。 仏弟子となったからには、戒を守り、生活を整え、世のため人の ためにつとめていくことが基本的精神となるのです。 初めて戒名が付けられたのは、西暦584年頃だそうで、今から、 1400年以上も前に既に戒名は付けられていたことになりますね。 ※ ※ ※ ▼やまさんのツブやき▼ ところで、 出家した僧侶はともかく、在家の仏教徒でも、 戒名は生前にいただくものってご存知でした? 本人の意思で、本人が直接僧侶に申し出て、授与していただき、 その意味合いの説明を受け、納得した上でいただくものなのです。 知らない方が9割以上の為、ほとんどの方は生前に戒名をいただ かずに亡くなられます。 自分の戒名やその意味を知らずして旅立って行く・・・。 これって、熱心な仏教徒が少なくなった証拠でもありますよね。 生前、信仰心の薄い者が、亡くなってから仏教徒としての証であ る戒名を本人の意思も関係なく授与されるのってどう思いますか? 先祖代々仏教徒のお家であれば、残されたご家族からすれば、 安心でしょうが、当のご本人はどう思っているんでしょうかね~。 次週は、戒名の種類についてお話しする予定。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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