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テーマ:葬儀(192)
カテゴリ:メールマガジン
<あなたは、お身内の方の戒名をご存知ですか・・・?> 親御さんの戒名ならなんとか憶えているとしても、 おじいちゃん、おばあちゃんの戒名まで憶えている方は 少ないのではないでしょうか。。。 あ、知っていても書ける方って非常に少ないのでは? それでは、身近な方の戒名を憶えていただくために、 戒名の内容について簡単にご説明していきますね! ※ ※ ※ 各宗各派に分かれている日本の仏教。 戒名の意味はほぼ同じでも、基本的な構造に違いがあります。 簡単に言えば、短いのもあれば長いのもあるということです。 ですので、多くの宗派に共通する戒名の構造をご説明します。 例) ○○院●●□□居士 ○○=院号(いんごう)と呼ばれる部分 院号をつけない場合もある ●●=道号(どうごう)と呼ばれる部分 □□=戒名(かいみょう)とよばれる部分 ※最後は、位号(いごう)と呼ばれる部分で、 男性なら、居士(こじ)や信士(しんし)がつき、 女性なら、大姉(だいし)や信女(しんにょ)がつく。 私が声を大にして申しあげたいのは、 「戒名で大切なのは、院号や位号ではない!」ということ。 上記の例でいえば、 ●●=道号と、□□=戒名にあたる部分がとても大切なのです。 特に□□=戒名の部分に注目していただきたいのですが、 俗名の一字が必ずといっていいほど使われています。 私の祖父を例にすると・・・ (おじいちゃんゴメンネ。ちょっとお借りします。) 俗名は、茂樹(しげき)でした。 戒名は、歓岳茂光信士(かんがくもこうしんし)です。 道号が「歓岳」で、戒名の部分が「茂光」となっています。 道号や戒名の意味については、各宗派によって違いがあり、 仏教徒としての人格や功績を表したり、地位や特技、性格、 趣味を表したりと様々です。 また、住んでいる地名を取り入れることもあるようです。 戒名を見れば、宗派がわかったり、趣味・嗜好がわかったり、 大まかな年齢がわかったり、亡くなった季節がわかったりと 少ない文字にはたくさんの意味が含まれているということを 改めてみなさんにお伝えします。 機会がれば、お寺様に尋ねてみては如何でしょうか? ※ ※ ※ ▼やまさんのツブやき▼ 俗名を取り入れる風習は、誰の戒名か判別しやすいようにという お寺様の配慮もあるようです。 でもね。 俗名を入れないのが本義って知ってました? だって、仏の世界へと歩んでいくための新たな修行が始まるのに、 俗名は不要だと思いませんか? 本当の意味での決別をするためにも、俗名をきっぱり捨てて 心機一転する必要があると思うんだけどね。。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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