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テーマ:葬儀(192)
カテゴリ:メールマガジン
さて、 葬儀にかかる費用は、 1.宗教者への支払い 2.葬儀社への支払い 3.返礼品・飲食費 4.会場・施設使用料 5.その他 大きく分けて5つに分類できることを 以前(一年以上経つのはマチガイナイ)お話しました。 で、今回は、3.返礼品・飲食費の「返礼品」について お話ししたいと思います。 ※ ※ ※ 返礼品とは、お参りの方々に渡すお礼の品物です。 仏教式では、これを「粗供養」と呼びます。 お通夜の返礼品は、参列者のお食事に代わるものととらえ、 お茶葉・お酒・お砂糖・海苔等“お口に入れる物”を選びます。 →これを「通夜返し」と呼ぶ。 お通夜の場合は、お参りいただいた方全員に、おもてなしの お食事を振舞うのが本来でした。 →これを「通夜振る舞い」と呼ぶ。 昔は、お通夜にお参りするのは親しい方が中心だったからです。 しかし、最近のお通夜は、時代の流れとともに、葬儀・告別式に お参りできない方等、親しい間柄の方々ばかりとは限りません。 ですので、通夜振る舞いは、ごく親しい人にだけにご案内し、 一般の方々には、通夜返しをお渡しする習慣となったのです。 ※ ※ ※ 一方、葬儀・告別式の返礼品は、ハンカチやタオルが 昔からの代表格です。 ハンカチを渡すのには意味があり、悲しみの涙をふいてもらう ためであったり、自宅に戻りお清めで手を洗った後に手をふいて もらうためであると言われています。 最近では、カード類や不祝儀袋と筆ペンセットなどの粋な物が ありますよね。 会葬返礼品の場合は、平均的な交通費を目安として考えます。 ※ ※ ※ 会葬返礼品と一緒にお渡しする礼状が「御会葬礼状」です。 葬儀終了後、参列者お一人お一人のご自宅に伺い、 お礼を申し上げるのが本来ですが、特に一般会葬者には この御会葬礼状をもってお礼に代えさせていただきます。 ただし、特に故人様がお世話になった方やお手伝いを いただいた方には、直接挨拶に出向くのが筋です。 ※ ※ ※ ▼YAMAのツブやき▼ 皆さんが気になるところの、 通夜返し、会葬返礼品のお値段の相場は500円~1500円程度です。 残った返礼品はもちろん返品可能!(カード類を除く) で、実質お配りした数でご精算となります。 返礼品にかかる費用は、 会葬者の人数に比例して増えるということ。 予想以上に参列者が多くて、返礼品の数が足りない。。。 なんていう悲惨な状況は、葬祭業者として恥の一つ。 っていうか、困るのは喪主さま。 心の中で「喪主さんのウソツキ。。。 外部の人はほとんど来ませんからってゆったじゃないの~」 な~んて叫んでる余裕はございません。 急いで、業者に追加依頼の電話です!!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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