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草魂の子めら 小学生ソフトボールスポ少奮闘記

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2006.01.11
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好き好きはあるかもしれないが、野村監督の野球理論は一理ある。
点を取られなければ、負けることはない。
投手力中心のチーム。

かつて、人数のぎりぎりチームで連戦連勝のチームがあった。
そこの監督の方針は、一にもニにも投手。
一番体格、能力に秀でた子を徹底していい投手に育てる。
究極の一点集中。
2番目の子を捕手に。
後は徹底した守りで1:0の勝利をめざすソフトボール。
強力打線をも黙らせる投手。
ピッチャーで一番。
その子のホームランのみで勝つスタイル。

しかし、あまりに、投手の育成に手をかけたためか、
誤解を招いて、保護者と衝突してチームを去ったという。

人数の少ないチームで、効率よく勝つひとつの方法がそこにある。

五年間指導してきて、いつも投手の育成には選手任せのところがあると自分を分析している。
チーム全体の底上げをしていると、投手の育成が薄くなる。
内野、外野を仕上げることを優先してしまう傾向がある。
投手の重要性をわかりつつもバッテリーに任せてしまう。

投手ほど、時間をかけて育てるポジションはない。
依然は6年生の投手をつくることで精一杯で、いざ6年生が卒団して、次の投手を育成するといったへまをしていまた。
しかし、じっくり熟成させなくては、いいものを引き出すことができないことに気づいて、各学年に複数の投手をつくり、競わせた。
一枚看板では、危険な場面が多々あるし、連投による体力的な問題を考慮してのことだ。
投手の育成は難しい。
そのときがよくても、後で悪くなったり、そのときがだめでも後でよくなったり。
長いスパンで選手を見ることのできる指導者。
全体を見ていると、どうしてもおろそかになっているなぁと思う。
わがチームに一番必要なのはバッテリーコーチだ。
今年は、その割合をバッテリーに比重をおいて指導していこうと思う。





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最終更新日  2006.01.11 21:24:49
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