続き
ようやく満足したのか、美鈴は長いキスから咲夜を開放すると、やさしく彼女をベッドへ押し倒した。
「さぁ、咲夜さん。楽しませてくださいね・・・」
美鈴はそうささやきながら、咲夜の首筋に舌を這わせ、ゆっくりとメイド服を脱がせていった。
「あんっ・・・」
レミリアとはまた違う美鈴の舌の刺激に、背徳感のようなものを覚えながらも、咲夜は甘い声を我慢できなかった。
まず、首元を飾っているリボンをするすると解いていく。
そしてブラウスのボタンをゆっくりはずした。
「・・・あら、咲夜さん。けっこうSEXYな下着を身につけていらっしゃるのですね」
咲夜が身につけていた下着は、黒色の、花をモチーフにしたような、透けるように薄いブラジャーだった。
「ん。まぁ、今夜はこういうことをするってわかってたわけだし」
ちょっと顔を赤らめて、美鈴から目をそらせて言う咲夜。
「ってことは!私のために・・・!」
美鈴のその言葉に、咲夜は沈黙を守るだけ。
「うれしいです、咲夜さん・・・」
美鈴は感激の面持ちを浮かべながら、ちょっと名残惜しげにそのセクシーランジェリーを取り払う。
「うわぁ・・・咲夜さんのおっぱい、とても綺麗」
咲夜の胸は巨乳というほどでもなかったが、真っ白なその胸は、十分に豊満さを感じさせるほどのサイズだった。
胸の大きさの割りに乳首は控えめで、綺麗なピンク色を有している。
「では・・・」
美鈴はそういいながら、両手で咲夜の胸をそっと包み込んだ。
そして、絶妙の力加減で、それを揉みしだく。
「あっ・・・」
「大きめの人は感じにくい、って言うけど・・・咲夜さんは、こっちはどうですか?」
美鈴は面白そうに微笑んでから・・・きゅっ、と少し力を入れて徐々に硬さを増してきていた咲夜の乳首をつまんでやる。
「ああんっ!め・・・美鈴・・・ちょっとキツ・・・」
「結構敏感みたいですね。ちょっと吸ってみますか」
そういって美鈴は咲夜の胸に顔をうずめ、ぺろぺろと乳首の周りを丹念に舐めてから、パクリ、とそれを口に含む。
そしてわざとちゅぅぅぅぅ・・・と音を立てて、乳首を強烈に吸い込んだ。
「ああああっ!ちょっとそれはっ・・・」
咲夜の叫び声にも頓着せず、美鈴はもうこちこちになっていた咲夜の乳首を、軽くこりりっとかんでやる。
「ひあぁあぁあぁっ!だめぇっ!」
いきなり襲ってきたわずかな痛みと強烈な快感に、咲夜は声を上げて、きゅっと思い切りシーツをつかむしかなかった。
「ぷあぁっ。咲夜さん、ほんと乳首敏感なんですね。とてもかわいいです・・・」
美鈴は熱に浮かされたような表情でそうつぶやき、咲夜の乳首を再びむさぼりながら、そっと彼女のスカートの中に手を忍び込ませる。
もちろんその手と指は、咲夜の秘部をパンストと下着の上から、ゆっくりと愛撫してきた。
「あっ・・・ああんっ!」
美鈴の指使いは、絶妙だった。
いけない・・・と思いつつも、レミリアの激しい指使いと、美鈴の優しい指使いの感触を比べてしまう。
ああっ・・・こんな丁寧な愛撫は初めてだわ・・・。
とても、優しい。
とても・・・気持ちいい・・・。
咲夜は、今までにない勢いで秘部が濡れそぼっているのを感じていた。
「ふぅっ・・・あんっ!め・・・美鈴っ・・・!ふあぁぁんっ!はぁん・・・!」
もう耐え切れないといった感じで、咲夜は甘い声を上げながらぎゅっ、と美鈴の鍛えられた長身に、しっかりと抱きつく。
「ああ・・・咲夜さんから抱擁してもらえるだなんて。私はなんて幸せ者なんだろう。咲夜さん、もっともっと、私をきつく抱きしめてくださいね。私ももっと、咲夜さんを気持ちよくしてあげます」
優しく愛撫していただけの指に、美鈴は徐々に激しさを加えていく。
「あんっ!あああっ!ダメダメダメっ!そんなにしちゃダメっ!あああああっ!私・・・私、美鈴に・・・イカされちゃうっ・・・!あぁんっ!ふあぁっ!」
「いいですよ、咲夜さん。私の前ではしたなく果てても。じっくり見ててあげます。美しくて、完全で瀟洒な従者が私の指使いでイッちゃうところを」
あえぐ咲夜を淫靡の炎ともる瞳で見つめながら、美鈴は意地悪っぽくそんなことを言ってやる。
「そ・・・そんな言い方しないでっ!ああんっ!でも・・・もうダメぇっ!イク・・・あっ・・・はぁあぁあぁあぁぅっ!」
今までにない淫欲の高ぶりと興奮を感じながら、咲夜は美鈴の指使いだけで、あっさりと絶頂を迎えてしまったのだった。
「はぁ・・・はぁ・・・」
咲夜は荒い息をついて少し休憩しているうちに、美鈴は全裸になったようだった。
「咲夜さんだけ気持ちよくなってイッちゃうなんて、ずるいです」
少しすねた振りをして、そんなことを言う美鈴。
「あ・・・あなたがイカせたんじゃないの・・・」
「まぁ、そうなんですけどね」
美鈴は他人事のようにそういいながら、咲夜の眼前に自らの秘部を晒した。
「さ、咲夜さん。今度は咲夜さんが私を気持ちよくしてください」
このときなぜか咲夜は、普段は立場が下でたびたび叱りつけている美鈴にそう命じられることに、抵抗を感じなかった。
彼女はすでに濡れそぼっていた美鈴の秘部に、そっと舌を這わせてやる。
そしてそれを、ぺろぺろと上下に動かしたり、敏感なところを集中的に舐めあげたり・・・。
「あんっ・・・さすが咲夜さんです、とってもお上手です。・・・咲夜さん、せつなかったら私のオマ○コをぺろぺろしながら、自分でくちゅくちゅしていいですよ?」
美鈴のその言葉を受けて、咲夜は美鈴の秘部に奉仕しながら、自分の秘部を、自分の指でくちゅくちゅと慰め始めた。
「ふふっ・・・咲夜さんって、そんなに快感に素直だったのですね。見た目にそぐわず、結構淫乱なんですねぇ」
自分の秘部を舐めながら自慰を始めた咲夜に、美鈴はいつも咲夜に言われているような口調で、意地悪っぽく言ってやる。
「・・・ぷあっ!誰が淫乱・・・!」
「はいはい。いいから、続けてください」
「・・・むぎゅう・・・」
美鈴の、ぐしょぐしょになった秘部を口に押し付けられた咲夜は、結局黙り込むしかなくなった。
「んんっ・・・そろそろ・・・私もイキそう・・・咲夜さん、クライマックスと行きましょう」
「きゃっ・・・!」
いったん咲夜にクンニをやめさせると、美鈴は再び咲夜をベッドに押し倒し、手早く黒いパンストとブラジャーに合わせてあった黒いセクシーショーツを脱がせ、その長い脚を腕でぐっ、と抱え込むと・・・。
「ああっ・・・美鈴・・・」
「二人で気持ちよくなりましょう、咲夜さん」
美鈴は咲夜の脚の間に自分の足の間をまたがせると、彼女の秘部と自らの秘部をぴったりとくっつけた。
そしてゆっくり、美鈴が腰を動かす。
「ふあぁっ・・・あんっ・・・ああんっ・・・」
その刺激を受けて、咲夜から快楽の声が漏れ出した。
そして、咲夜も美鈴をむさぼるように腰を振りはじめる。
「ん・・・あっ・・・いいっ・・・咲夜さんの脚・・・綺麗・・・」
美鈴は咲夜の脚を眼前に持ってくると、それをいとおしむようにぺろぺろと舐め始める。
「あっ・・・美鈴・・・脚を舐めるだなんて・・・」
「咲夜さんの脚、とっても綺麗でおいしいです。咲夜さん、咲夜さんの足で、私のおっぱいを弄り回してもらえますか?」
「うん・・・」
咲夜は言われたとおり、自分よりもまだ豊かな美鈴の胸を、羨望と少しの嫉妬の思いをこめてぐにぐにと踏みつけてやる。
「あっ・・・そうです・・・。咲夜さん、ちょっと難しいかもしれませんが、足の指で私の乳首もいじめてもらえると、うれしいです」
「こ・・・こうかしら・・・?」
咲夜は慣れない姿勢から、懸命に足の親指と人差し指を動かし、きゅっ、とそれで美鈴の乳首をはさんでやった。
「きゃうんっ!そ・・・そうですっ!ああ・・・咲夜さんと・・・夢ならずっと覚めないでほしいっ!」
美鈴は何かに取り付かれたかのようにちゅぱちゅぱと咲夜の脚をむさぼり、必死に腰を振って咲夜を感じようとする。
「あんっ!あああんっ!め・・・美鈴、いきなりそんなっ・・・!」
「ほら、咲夜さんも、私を感じてくださいっ!私と一緒に、気持ちよくなってくださいッ!」
「う・・・うんっ、あ・・・あんっ!私も・・・私も今、すごくあなたを感じているわ・・・。とっても・・・気持ちいいっ!あんっっ!あああああんっ!」
「愛しています、咲夜さん!あっ・・・あっ・・・イッ・・・イッちゃう・・・!」
「私もイッちゃいそ・・・あああっ!ふあぁあっ!!」
『あぁあぁあぁあぁあぁっん!!』
二人の美少女が同時に絶頂を迎えたのは、それからすぐのことだった。