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カテゴリ:Rock
Deep Banana Blackout。ジャムバンド。Rockに入れておきます。そういう色が濃いんで。
【No.358】 ・Deep Banana Blackout:Rowdy Duty (1998) 90年代後半のジャムバンドシーンでは、それなりに有名だったグループ。ドラムのEric Kalbはジョン・スコフィールドの「Bump」にも参加していますし、ギターのFuzzについては傑作ソロアルバム「On The Corner With Fuzz」【No.44】を本ブログでも紹介済みです。実力のあるメンバーを要したグループでしたが、日本では、国内盤が発売されなかったこともあって、他のジャムバンドに比べ有名ではなかったように思います。メンバーは、ドラム・ベース・ギター・オルガン・サックス・トロンボーン・コンガ・ヴォーカルの8人。ジャムバンドらしく、ロック、ファンク、ジャズ、ソウル、ブルースをミックスしたサウンド。クールな雰囲気はなく、お洒落でもなく、どちらかと言うと泥臭いです。女性ヴォーカルや曲に関してはロック色が濃いですね。このグループで好きなのはEric Kalbの重くてタイトなドラム。グルーヴィーですし、随所にカッコいいプレイを聴かせてくれます。一番の聴き所だと思います。本作はライヴ盤で2CD。他にもライヴが出ていたと思いますが、忘れました(すみません)。曲は殆どがバンド、あるいはFuzzのオリジナルです。好きなのは「Bamp & Sway」、「Tug」、「Get'chall '98」、「Trip」、ヘッドハンターズのカバー「God Make Me Funky」あたりですね。中でもアップテンポの「Tug」はオススメです。ロックが聴ける人はチェックしてもいいかもしれません。DISC1の出来が良いと思います。ジャズファンクが好きという方には、Fuzzのソロをオススメ。ただ両方ともマイナーレーベル(Artkin Touchya)からの発売ですので、入手は難しいかもしれません。しかし、ジャケは最悪だなあ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.03.07 00:28:53
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