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Interzone Trio。欧州ジャズ。大御所が続いたんで、今日はマイナーな作品を紹介。
ちょっと地味ですが、中々良い作品です。午前中にUPする予定が寝坊してしまった。 ジャズが続いたので次はソウルにします。 【No.365】 ・Interzone Trio:Crossing Atlas 45° (1998) 今もポーランドで活躍していると思われる(最近知らないんで)ピアノトリオ。日本では、欧州ジャズを多く発売しているガッツプロダクションから2001年にリリースされましたが、録音は98年です。ガッツプロダクションは名前は怪しい(失礼な・・・)ですが、Simple Acoustic Trioや以前に紹介したZsolt Kaltenecker【No.36,37】を日本で発売しており、ピアノトリオが好きな人には有名。ポーランドを活動の場にしているとはいえ、Interzone Trioは、ルーマニアのMircea Tiberian(p)とドイツのHorst Nonnenmacher(b)、Maurice de Martin(dr)から成るグループ。はっきり言ってマイナーですが内容は良いです。本作は静かな雰囲気の中、ゆったりとしたグルーヴと、派手さはないものの美しいメロディーが楽しめる繊細な作品。静けさが、もう一人のメンバーになっているとも言えますね。メロディーも感情的過ぎず、聴いていると落ち着きます。適度な爽やかさも好み。最初から強烈なインパクトを与える作品というよりは、何回か聴いているうちに良さが分かる作品だと思います。曲は全曲オリジナル。ピアノのMircea Tiberianの作曲かと思いましたが、クレジットを見るとメンバー全員が曲をかいていました。タイトルの「北緯45°」は東西ヨーロッパが出会う地点にある経線らしく、それはメロディーにも反映されているように思いますね。「M-1」「2」「4」「5」「8」「9」が気に入っています。欧州ジャズピアノ、キース・ジャレットが好きな人にはオススメできる作品。現在は廃盤ですが、Amazonには在庫がありましたので、気になる方はチェックしてみてもいいかもしれません。ただジャズピアノは好みがありますので、中古で安くみつける方がいいと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.02.26 21:01:01
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