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Michael Naura。ジャズ。MPSに残されたレア盤。エレピが心地よい作品。オススメ。
「European Jazz Sound」は、以前、爽快さんが紹介されてましたので、私はコチラを紹介。 【No.378】 ・Michael Naura Quartett:Call (1970) 現在澤野から、初期の代表作「European Jazz Sound」がリイシューされているドイツのジャズピアニスト。ECMにも作品を残していますね。実はこの「European Jazz Sound」は、澤野がリイシューする前にMichael Naura Collectionとして99年に輸入盤でCD化されており、今回紹介する「Call」もその際に世界初CD化されたもの。残念ながら本作「Call」の方は廃盤です。オリジナルもレアですが、おそらくCDもそう出回っておらず、今ではそれなりの値段がついているかもしれません。本作はMichael NauraがMPSに残した作品。70年という時代を反映してか、嬉しいことにエレピです。更にVibもありということで、私にとってはツボです。この2つの楽器のゆらぎは気持ちいいですからね。参加しているメンバーでは、Wolfgang Schluter(vib)、Joe Nay(dr)は先のアルバムと同じですが、本作ではEberhard Weber(b)が参加しているのがポイント。カッコいいベースを聴かせてくれます(かなりウネッってます)。本作の中では一番目立っているかもしれません。Wolfgang SchluterのVibもフィーチャーされてますので、Dave Pike等が好きな人も要チェックな内容。ドイツのAmazonで試聴できますので曲毎の紹介は省略しますが、アルバム全体がVibとエレピによるクールで品のある雰囲気に包まれていて、好きな作品です。穏やかなメロディーを持った曲が多いですが、テンションは高く、グルーヴィーな曲もありますし、ジャズレアグルーヴが好きな人にはオススメできますね。安く見つけたら買っておいた方がいいと思います。今後再販される可能性は低いと思います。にしても、インパクトのあるジャケです。時代を感じますね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.02.21 01:03:46
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