Groove Finder

Galactic。ジャムバンド。Stanton Mooreのドラムが聴きどころ。今日はなんとなくコレ。
そろそろソウル紹介しないとなあ。
【No.380】　
・Galactic：Crazyhorse Mongoose (1998)
ジャムバンドの代表的な存在であるGalacticの2ndアルバム。今も活動中でしたっけ。特にドラマーStanton Mooreは好きで、ソロ作や参加作品も結構買ったものです。Stanton Mooreを聴くなら彼の1stソロアルバム【No.127】が最高ですが、ソロと同時期にリリースされた本作も中々グルーヴィーで好きだった作品。Galacticは1stからリアルタイムでチェックしてましたので、チョット懐かしい感じですね。1st「Coolin' Off」(1996)もドラムがカッコよくて悪くありませんが、本作の方がアレンジ面で緩急がついていて、キレが感じられます。ドラムのサウンドもコチラの方が好み。ジャズファンクをベースとしたサウンドで、クールというよりはイイ意味で泥臭いタイプ。現代的（といっても98年当時）な新しさを盛り込みながらも、PrestigeやBlue Noteにおける60年代後半のジャズファンク作品群や、ニューオリンズのバンドらしくMeters【No.58,59】の影響を感じさせます。Stanton Mooreの生み出すグルーヴは独特のカッコよさがあり、この辺は打ち込みの単調な（ゆらぎのない）ドラムの敵わないところでしょう。「Hamp's Hump」、「Love On The Run」、「Crazyhorse Mongoose」、「Metermaid」、「Denny's Village Rundown」、「Tighten Your Wig」、「Quiet Please」の15min以降（細かい・・・）が気に入っていますが、特にタイトル曲「Crazyhorse Mongoose」がオススメです。HMV等で試聴できます。輸入盤で入手可能。但し、このリンク先のHMVレビューの「初ライヴ作・・・」というのは嘘なんで、無視してください。このレビューはアルバム「We Love 'em Tonight」(2001)に関してのものです。困ったもんですね。