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カテゴリ:Brazil・Latin
Les Masques。フレンチ・ブラジリアンの傑作。昨日に続き定番です。オススメ&イチオシ。
【No.389】 ・Les Masques:Brasilian Sound (1969) フレンチ・ブラジリアンの傑作として、以前に紹介したCortex【No.249】と共に有名な作品。Le Masquesはフランスのコーラスグループです。Cortexはリズムが多少ジャズロック的でしたが、Le Masquesはバックがブラジル出身のLe Trio Camara(本作制作時フランスにいたらしい)ということもあって、リズムやピアノをはじめ本場のジャズ・ボッサ、MPB的なものが多い印象。彼等の貢献度は非常に大きいですね。本場ブラジルと比較すると多少クールというか熱くない感じ。メロディー含めオシャレですね。収録されている曲は、全曲オリジナルだと思いますが、どれも良い出来。キャッチーで爽やかな曲あり、グルーヴィーな曲あり、ジャズ・ボッサあり、コーラスで聴かせる曲ありと多彩な内容。全体的に楽しい作品でオススメです。11曲収録。「Echo」、「Il Faut Tenir」、「Un Regard...Un Sourire...」、「Enfer」、「Bal Chez Le Baron」、「Mais Un Jour...」、「L'oiseau」辺りがお気に入りです。本作は、Cortexと同じく、Pulp Flavor傘下のDare-Dareから2000年にCD化されてますが、現在は廃盤です。当時は日本盤も出てたんですがね。こういった作品は残してほしいのですが、CD化したのが大手ではないので仕方ありません。安くみつけたらチェックしてみて下さい。音質はいいとは言えませんが、オリジナルはレアなんでCDを買うしかないでしょう。ブラジリアン・ミュージックが好きな人は買って損はありません。同レーベルからCD化されているLe Trio Camaraの作品もカッコいいジャズ・ボッサなんでオススメですが、これも廃盤かもしれません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.02.11 19:45:39
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