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カテゴリ:Brazil・Latin
Ana Maria E Mauricioの2ndアルバム。ブラジリアン・ソフトロック・MPBの傑作。1st同様買いな作品。
このデュオ好きなんですよね。 【No.397】 ・Ana Maria E Mauricio:Vol.2 (1972) 以前に1stアルバム「No No No Estamos Na Nossa」【No.207】 を紹介したブラジルの夫婦デュオの2ndアルバム。詳細はそちらを参照下さい。1stも有名ですが、本作も傑作として知られています。1stと同様に2002年に輸入盤でCD化されてますね。前にも書いたかもしれませんが、全体的にサウンドが1stより多彩で洗練されており、完成度の高い作品だと思います。バックは1stに続きJongo Trioですし、Osmar Milito【No.210,260】の曲が3曲あったりHermerto Pascoalの参加等、豪華な内容です。Hermerto Pascoalは曲の提供とフルートで参加。この人の紹介は省略。肝心の本作ですが、前作に続き良い曲が多く、雰囲気も1stと同様に幸せ感の高い明るいもの。曲としては「Mandato」が個人的にベスト。Osmar Milito、Marcos Valle、Paulo Sergio Valleという凄いメンツによるもので名曲。キャッチーでグルーヴィーなところが素敵です。前作を思わせる「Cara De Paquera」のようなノリのいいナンバーは相変わらず良いですし、他にも「Caminho Livre」「O Trem Azul」「Recungue」「Do Lado De Ca」「Fatal, Fatal」「O Mar E Meu Chao」等メロディの素晴らしい曲が多数。随所で聴けるスキャットも印象的ですね。個人的にはアルバム前半の流れが気に入っています。ブラジル音楽のイイトコ取りのようなアルバム。暖かい作品でオススメです。残念ながら現在は1stと共に廃盤のようですが、安く見つけたらチェックしてみて下さい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.02.11 02:01:38
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