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Roland Haynes。Black Jazzレーベルの傑作。レアグルーヴ。これは買いなアルバムです。
400枚かあ。一区切りですね。ジャケでピース(笑)。 【No.400】 ・Roland Haynes:2nd Wave (1975) Black Jazzレーベルについては、コンピ【No.125】をはじめ、Chester Thompson【No.34】、Rudolph Johnson【No.302】のアルバムを過去紹介してますので省略します。本作はRoland Haynesが残した唯一のアルバム。CD化が待たれながら中々実現しなかった作品で、2005年にようやくP-Vineからリイシューされてます。どれだけ待ったことか・・・。そういう人は私だけではないでしょうね。スピリチュアルな作品が多いBlack Jazzレーベルにあって、異彩を放つ作品として知られており、グルーヴィーなファンクビートとツインエレピ(!)によって生み出される浮遊感のあるサウンドが特徴です。軽快な作風で、幅広い層に受け入れられる作品だと思います。エレピを弾いているのはRoland Haynesと、Black Jazzではお馴染みのKirk Lightsey。Kirk Lightseyは先のRudolph Johnsonの作品にも参加しています。ベースのHenry Franklinはキラー・チューン「Blue Lights」を収録した同レーベルの「The Skipper At Home」が有名で、これもお馴染みのメンツ。個人的には、多彩なドラミングを聴かせるCarl Burnettが最も印象に残ります。こういうタイプのドラムは凄く好みですね。肝心の内容ですが、冒頭の「Eglise」はコンピにも収録されたアルバムを代表する曲。「Aicelis」もそうですが、この辺のエレピは心地よくてイイ感じです。「Second Wave」「Kirstn's Play」「Funky Mama Moose」は何れもファンキーなドラムがカッコいいジャズファンクナンバー。スピード感のあるブラジリアン「Descent」も好きですね。アルバム全体的としても、アップでグルーヴィーなナンバーあり、穏やかで聴かせるナンバーありとメリハリのある内容で、個人的には捨て曲なしの大傑作。Towerで試聴できます。日本盤は廃盤かもしれませんが、輸入盤は入手できるようです。あるうちに買っておきましょう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.01.17 23:51:15
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