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カテゴリ:Rock
National Health。英国カンタベリー・ミュージックの傑作。定番です。
今日はチョット趣を変えました。 【No.403】 ・National Health:National Health (1978) 英国のカンタベリーミュージックシーンを語る上で欠かせない作品。カンタベリーミュージックについて語りだすと長くなるんで省略しますが、ロックが好きならいつか出会う音楽かもしれません。ジャズロックが好きな人はモチロン知っているでしょうし、レアグルーヴが好きな人もOKでしょう。今まで殆ど紹介してませんが、この手の音楽は好きで、昔よく聴いてました。カンタベリーミュージックの中では、多くの人と同様にHatfield And The Northや、このNational Healthが好きです。独特の浮遊感、難解なことをやりつつもキャッチーさを兼ね備えている点、普通のジャズロックやフュージョンとは異なるグルーヴ感やサウンドが良いです。Hatfield And The Northは2nd「The Rotters' Club」が名盤として知られていますが、今回はNational Healthの1stを紹介します。コチラも有名な作品。National HealthはHatfield And The NorthとGilgameshを母体にしてますが、結成後にメンバーチェンジがあったため、実質的にはHatfield And The NorthのRichard Sinclair(Vo,b)が抜け、GilgameshのNeil Murray(b)が参加した形。結果的にHatfield And The Northと比べるとインスト主体でジャズロック色が濃くなっている印象を受けます。テンションの高さと、次々に繰り出される魅力的なフレーズやサウンド、意外性のある曲展開、随所で聴ける透明感のある女性ヴォーカル等、聴きどころが多い作品で聴き飽きないです。冒頭の「Tenemos Roads」が特にお気に入り。ヴォーカル重視な人は、Richard Sinclairのヴォーカルが魅力的なHatfield And The Northの2nd「The Rotters' Club」をオススメします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.10.25 22:42:27
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