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Jazz-Hip Trio。フランスのピアノトリオ。これは買いだと思います。イチオシ。
今日は帯付きの紹介。澄んだ冬の夜空にピッタリなアルバム。 【No.407】 ・Jazz-Hip Trio:Starlight, Starbright (2006) Jazz-Hip Trioはフランスのピアノトリオで、本作は67年の傑作アルバム「Jazz In Relief」に、アルバムと同じ年に録音された未発表曲(8曲)を加えたもので、まさにお宝といえる作品。リイシューしたのは最近紹介したMax Greger Big Band【No.401】と同じCeleste。いい仕事してます。Jazz-Hip Trioの「Jazz in Relief」は、クラブジャズでも注目されていた作品で、欧州ジャズファンだけでなく、リイシューを待っていた人は多かったと思います。期待以上の内容で、大好きな一枚。オリジナルが大半で、かつ良い曲が揃っています。クールで美しい旋律を持った曲が多く、アレンジや演奏も文句なし。特にJean-Bernard Eisingerのピアノが素晴らしく、タイトルどおり輝いてますね。Daniel Humairの多彩なドラミングも印象的。冒頭のリリカルな「Sheherajazz」をはじめ捨て曲なし。聴いてもらうのが一番でしょう。HMV等で試聴できます。この作品も、40年前の作品とは信じがたいほど今にフィットしてます。日本盤で入手可能。ジャケはオリジナルではなく、彼等の曲「Starlight Starbright」にちなんだものでしょうけど、ジャケだけでなく、インナーのオーロラも美しいので良しとしましょう。ちなみにCelesteの帯は大仰で結構好きです。今回はかなりキテますんで、以下日本盤の帯より抜粋。「立昇る諧調は無限の光彩を揺らめかせ、悠々と天つ空を漂う妖艶なオーロラのように、覚醒と無覚醒を広く支配しては、残光の悦楽へと誘う。クラシックのロマンスを継承し、南仏の憂愁をあらわした旋律は、繊細なインテリジェンスにあふれ、きらびやかなピアノは、氷点下の大気に燦然とまたたき、宙空を遊泳する」。プロですね~。誰が読んでも聴きたくなりますよね。でも実際、当たっていると思いますよ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.10.28 11:17:03
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