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Romano Mussolini。イタリアのジャズ。衝動買いしたもの。爽やかな作品。
今日でブログ開設一周年。早いもんです。 【No.408】 ・Romano Mussolini Quintet:Happiness Has Your Name (1996) ジャケとタイトル、Romano Mussoliniということで衝動買いした一枚。こういうジャケ好きなんですよね。素敵です。タイトルも洒落てますし、全曲オリジナルというのにも魅かれました。Romano Mussoliniはイタリアのジャズピアニスト。あの独裁者ムッソリーニの息子ということでも知られています。音楽には関係ありませんけどね。中古市場で高い値がついていたアルバム(HMVレビューより)とのことですが、今は入手できるようです。ハードバップということですが、全体に明るく爽やかな作風で、ジャケどおりの作品といったところですね。堅苦しさはありませんし、和める感じが気に入っているアルバムです。オリジナル曲は、どれも印象に残るメロディーを持っていて良い出来。曲はRomano Mussoliniと、Cicci Santucci(tp,fl)、Francesco Santucci(ts)によるものです。サウンドに関してはオーソドックスですが、冒頭の「Be Bop's Changes」から良い雰囲気。アルバムの構成としても、ヴォーカルナンバーが2曲あったり、ボッサ風のナンバーがあったりとアクセントがあって良いです。最も気に入っているのはタイトル曲「Happiness Has Your Name」。ヴォーカル入りナンバーとボッサジャズ風のインストヴァージョンのどちらも好きですね。これ以外にも、Romanoのピアノをフィーチャーした「Sweet Valse」、「Silver's Tune」、「Drum's Bounce」、「Easy Line」、「Red Leaves」あたりが気に入っています。スリリングで緊張感のあるハードバップが好きな人は物足りなさを感じるかもしれませんが、ゆったりとジャズが聴きたい人にはオススメできます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.10.29 00:18:27
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