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カテゴリ:Brazil・Latin
Tamba Trio。70年代中期の作品。「Blue Tamba」。オススメです。
【No.409】 ・Tamba Trio:Tamba Trio (1975) Tamba Trioと言えば、私にとっては1stアルバム「Tamba Trio」(1962)【No.205】なんですが、70年代にオリジナルメンバーに戻り、RCAに残した作品「Tamba」(1974:通称Black Tamba)と「Tamba Trio」(1975:通称Blue Tamba)も定番として知られています。サウンドはブラジリアン・メロウ・グルーヴ。今回は後者の「Blue Tamba」と呼ばれる作品を紹介します。Tamba Trioのアルバムは、似たようなタイトルが多いせいか、この70年代の2作品は、Black、Blueというジャケの色から付けられた名前で呼ばれています。特に「Blue Tamba」のジャケは大好きですね。本ブログで過去紹介しているブラジリアン・メロウ・グルーヴの諸作品が好きな人は、買って損はないと思います。Ivan Lins、Joao Bosco、Danilo Caymmi、Toninho Hortaが参加、かつプロデュースは、Aquarius【No.304】やBurnier & Cartier【No.299】、Ronie & Central Do Brasil【No.212】といった作品でも知られるメロウ・グルーヴの大御所Raymundo Bittencourt。ゲストで参加している前述のミュージシャンのカバーが多いですが、どれも良い出来です。特にBebetoのフルートとLuiz Ecaのエレピが心地よいですね。穏やかなサウンド・グルーヴで、聴いていて和めます。メロウ・グルーヴと言っても、実力のあるメンバーが揃っているだけに、やはり他とは違うTamba Trioならではの作品に仕上がっていると思います。好きなアルバム。本作は98年に日本のDear HeartからCD化(ジャケがオリジナルと違ってたと思います)され、その後、「Black Tamba」と共に再販されてますが、日本盤は現在廃盤だと思います。輸入盤で入手可能ですので、気になる方はチェックしてみましょう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.10.29 23:30:56
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