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2007.11.02
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Frank Foster。Mainstreamのレアグルーヴ定番。スピリチュアルなジャズファンク。オススメ。
【No.412】 
・Frank Foster:The Loud Minority (1974)

ようやく今年になってP-Vineからリイシューされた作品。日本初CD化ということですので、輸入盤では出てたんでしょうか。本作はブラックネス溢れる傑作として有名で、待っていた人は結構多かったと思われます。Frank Fosterはテナーサックス奏者で、本ブログで過去紹介した作品だと、Donald Byrdの「Fancy Free」【No.361】や、その紹介文で触れた「Kofi」にも参加していましたね。本作では「Kofi」で演奏していたFoster作曲「The Loud Minority」のパワーアップ・ヴァージョンが聴けます。この曲は、United Future Organizationが90年代初めにサンプリングし、クラブジャズクラシックとなったことで有名。この作品のパワフルさは、参加メンバーを見れば納得で、今やすっかりベテランのDee Dee Bridgewater(Vo)【No.224】、Cecil Bridgewater(tp)、Elvin Jones(dr)、Stanley Clarke(b)、Airto Moreira(per)、Harold Mabern(p, el-p)、Marvin Peterson(tp)、Omar Cray(dr)、Jan Hammer(p, el-p)など凄いメンツ。Dee Dee Bridgewaterによる冒頭のヴォイスが強烈な印象を残す「The Loud Minority」は、当時ニクソンの演説で知られるようになった「Silent Majority」(物言わぬ多数派)という言葉に対するFosterのメッセージ。カッコいいです。グルーヴィーで熱い演奏が聴けるジャズファンクナンバー「Requiem For Dusty」やアップテンポでエレピがカッコいい「J.P.'s Thing」、ラストのスピリチュアルな「E.W.-Beautiful People」もオススメ。特に「E.W.-Beautiful People」はFosterはもちろんですが、Dee DeeのヴォーカルとMarvin Petersonが素晴らしい1曲です。全4曲ですが、テンションは高く捨て曲のない一枚で、レアグルーヴが好きなら買いです。HMVで試聴できます。日本盤で入手可能。関係ないですが、同じくDee Dee Bridgewaterが参加しているCarlos Garnettの「Black Love」【No.9】あたりも聴いてみることをオススメします。廃盤ですが探して聴く価値のある作品ですよ。

Frank Foster





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Last updated  2007.11.02 22:58:24
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