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Bossa Tres。ジャズ・ボッサ。有名なグループですね。オススメです。
【No.413】　
・Bossa Tres：Os Reis Do Ritmo (1966)
ピアニスト：Luiz Carlos Vinhas率いるピアノトリオ。既に紹介済みのSambaranco Trio、Manfredo Fest Trio、Rio 65 Trio、Tamba Trio等と並び、ブラジリアンミュージックやジャズ・ボッサが好きな人の間では知られたグループです。本作と「Em Forma！」の2作品が早くにCD化され、私が持っているのも2作だけ。2作品共に第2期Bossa Tresの作品（第1期にはRio 65 TrioのEdison Machado（Dr)がいました）。クラブシーンのDJは「Em Forma！」を取り上げる人が多いのですが、内容は本作の方が上だと思います。「Os Reis Do Ritmo」は「Em Forma！」の次に発表された作品だったと思いますが、前作よりダイナミックな演奏を聴かせてくれますね。「Em Forma！」収録の「Bottle's」や「Imprevisto」といった曲のクールなカッコよさは捨てがたいですが、曲毎の出来不出来も少なくアルバムとしては本作の方が好きですね。Bombaレコードから日本盤が発売されています。ピアノのLuiz Carlos Vinhasは、後にソロでも活躍してますし（ソロアルバムは昨年リイシュー済み）、ドラムのRonald Mesquitaはブラジリアン・メロウグルーヴ系の傑作【No.212】を残しています。曲は例によってカバーが大半。Orlann Divo「Onde Anda O Meu Amor」、Vinicius＝Baden「Ate O Sol Raiar」、Carlos Lyra「Coisa Mais Linda」、Marcos Valle「Samba De Verao」、Joao Donato「Silk Stop」、Tito Madi「Balanco Zona Sul」あたりが好きですね。ルイスのオリジナル曲である「E」、「Recardo Ao Pe Do Berco」も結構良い出来。ジャズ・ボッサが好きな人は買って損のない作品だと思います。気に入った方は「Em Forma！」もチェックしてみましょう。廃盤で音が悪いのがネックですが、先に述べたような人気曲を収録しています。