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Claudio Roditi。ブラジリアンテイストの傑作ジャズアルバム。お気に入りです。
風邪です。みなさん気をつけましょう。 【No.416】 ・Claudio Roditi:Samba-Manhattan Style (1995) Claudio Roditiはブラジル出身のジャズ・トランペット奏者。ジャズではあまり使われないロータリー・トランペットを使うことでも知られているようです(チョット調べてみました)。本作のジャケに写っているのがそうなのですが、このアルバムで実際使用されているのかは不明。この作品は、昔試聴して気に入って買ったもので、世間でどういう評価がされているのか分かりません。ブラジル出身だけあって、ハード・バップを基本にしながらも、リズムやメロディーに、SambaやBossa Novaのテイストを上手く取り入れているのが魅力的。また、トランペットも温かい音色で、かつ演奏にもキレがあって良いです。曲はRoditiや本作に参加しているミュージシャンのオリジナルが多いんですが、これが良い出来で本作イチオシのポイントですね。「Manhattan Style」、「Prague In March」、「My Friend From Rio」、「Fonte De Saudade」、「Gemini Man」、「Vera's Song」、「The Distance Between You And Me」あたりがオススメですが、特に「My Friend From Rio」、「Manhattan Style」、「The Distance Between You And Me」をよく聴いてました。Jobimの「Triste」といったお決まりのカバーでは歌も披露してますし、有名な「In A Sentimental Mood」もブラジリアンな感じが新鮮です。HMVで全曲試聴可能。今年また再販されているんですね。心地よいジャズアルバムとしてオススメできる作品です。ちなみに録音エンジニアはBlue Noteの名作群で有名なRudy Van Gelder。メジャーな作品というわけではないんで、気に入った方はネットショップ等で販売されているうちに買っておきましょう。過小評価なアルバムだと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.11.06 22:28:35
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