Tubby Hayes。UKハード・バップの傑作。オススメ&イチオシ。
【No.420】
・The Tubby Hayes Quintet:Down In The Village (1962)
これは、もう凄く好きなアルバムです。イギリスのサックス奏者Tubby HayesのThe Ronnie Scott Clubでのライヴ。Tubby Hayesの代表作として知られています。このライヴは本作と「Late Spot At Scott's」に分けてFontanaから発売されていますが(両作とも日本盤で入手可能)、世間の評判どおり本作がオススメです。ライヴならではの躍動感が素晴らしいグルーヴィーなハードバップ。ジャズファンクや美しいピアノトリオも好きですが、ハード・バップは大好きなんですよね。冒頭の「Johnny One Note」からスリリングで疾走感のあるナンバーで、カッコいいです。Tubby Hayesは「But Beautiful」、「Down In The Village」の2曲でVibeも演奏していて、これがアルバムの構成上もアクセントになっていて楽しいですね。特にお気に入りは前述の「Johnny One Note」や「The Most Beautiful Girl In The World」、「Down In The Village」、「First Eleven」ですが、どの曲も気に入っています。穏やかな「But Beautiful」も良いですし、退屈な曲はありません。Hayesのオリジナルも良い出来。Tubby Hayes以外のミュージシャン、ドラムのAllan Ganley、ピアノのGordon Beck、トランペットのJimmy Deucharもゴキゲンな演奏を聴かせてくれます。特にドラムのAllan Ganleyが好きですね。HMVで全曲
試聴可能。今更ですが傑作です。現在発売されているCDは比較的安いですし買って損はありません。カッコいいですよ。蛇足ですが、Gordon Beckは、ジャズロックグループとして有名なNucleusの作品「Labyrinth」と「Under The Sun」に参加していますね。