122405 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

Groove Finder

Groove Finder

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Keyword Search

▼キーワード検索

Calendar

Freepage List

Category

Archives

2024.10
2024.09
2024.08
2024.07
2024.06

Favorite Blog

11月12月スケジュー… yukipianonさん

毎日CD1枚紹介! 爽快!さん
KISS OF LIFE racoon_catさん
納豆、テキーラ、R… \ロト6当たれ!\さん
玲央名 sario8551さん
2007.11.12
XML
Fritz Pauer。オーストリアのジャズピアニスト。MPSでのピアノトリオ作品。
【No.422】 
・Fritz Pauer:Blues Inside Out (1978)

Fritz Pauerはオーストリアのジャズピアニスト。本作と同じくMPSに残された「Live At The Berlin "Jazz Galerie"」も、昔クラブジャズとしてよく紹介されてました。先のライヴにはグルーヴィーなジャズファンク「Understanding」やコンピ「Talkin Jazz Vol III」【No.328】に収録された「Modal Forces」といった曲が収録されてますが、アルバム全体としては本作の方が聴きやすいんですよね。正直Fritz Pauerは特別好きなピアニストではないのですが、アルバムの出来は中々です。8曲中、7曲がメンバーのオリジナルで「Prelude To A Kiss」のみカバー。「Prelude To A Kiss」は好きな曲ですね。先のライヴアルバムで参加していたドラマー Billy Brooksはいませんが、本作のTony Inzalacoもタイトなドラミングがカッコいいですし、コンポーザーとしての貢献度も大です(Terra Samba、The Beaconは彼の曲)。ベースはJimmy Woodsで先の作品と同じ。フュージョン全盛期にありながら、アルバム全体が硬質なサウンドで統一されているのがいいですし、収録されている曲も多彩で楽しめます。スウィング感のある「My Little Girl」や、よくコンピに収録されていた「Terra Samba」、力強くスリリングな「The Beacon」、ジャズロック的なアプローチもみせる「English Garden Walk」、Satieっぽいメロディーの美しい曲「Flute Song」あたりが聴き所です。ライヴもそうなのですが、Fritz Pauerのアルバムはクラシックの要素を感じさせる曲が入っていますね。HMVでは、非常に点数が低いですが、決して悪いアルバムではありません。人によっては傑作でしょう。輸入盤でCD化されており、現在も入手できます。日本盤も限定で発売されていましたね。

Fritz Pauer Blues Inside Out





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2007.11.12 22:24:25
[Jazz・Jazz Funk・Jazz Rock・Fusion] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.
X