Blossom Dearie。この作品が一番好きです。愛聴盤。もちろんオススメ&イチオシ。
【No.425】
・Blossom Dearie:Blossom Dearie (1956)
有名なジャズシンガーですので詳細は省略。以前に夫の方【No.414】を紹介したので、いつか紹介しようと思ってました。Blossom Dearieは、そのキュートな歌声から幅広い層に知られてますし、日本での人気も高く、かなり多くのアルバムがリイシューされてますね。私はBlossom Dearieの大ファンというわけでもないので、それほどアルバムは持っていませんが、本作はBlossom Dearieの代表作の一つで、ジャズ色が濃く一番好きなアルバム。パリから帰国後に録音、Verveから発表した第1作目です。パリにいたのが影響しているのか、凄くオシャレで、フランス語の曲も良いですし、バックのサウンドとアルバム全体を包む雰囲気がとにかく素晴らしいですね。参加ミュージシャンがまた豪華で、「M1」~「M16」がHerb Ellis(g)、Jo Jones(ds)、Ray Brown(b)、「M17」でKenny Burrell(g)、Ed Thigpen(ds)、Ray Brown(b)が参加。Her Ellisギターが渋いです。曲によって時折入るコーラスもイイ感じ。Blossom Dearieのピアノ、ヴォーカルもモチロン最高です。さすがに他の黒人女性シンガーの大御所たちと比べるとパワフルさでは劣りますが、それがジャズヴォーカルの全てではありませんし、Blossomのキュートなヴォーカルは独特の魅力に溢れており、聴いていて非常に心地よく味わい深いものです。HMV等で全曲
試聴できますので、曲毎の紹介は省略。捨て曲はありません。CDではボーナストラックが3曲収録されており、「M17」のみ59年の録音。Blossom Dearieを初めて聴くなら本作が一番いいと思いますね。名盤のオーラが漂っています。