Pim Jacobs。欧州ジャズピアノトリオの定番。オススメです。好きだなあコレ。
【No.433】
・Trio Pim Jacobs:Come Fly With Me (1982)
Pim Jacobsはオランダのジャズピアニストで、以前に紹介したジャズシンガーRita Reys【No.376】と多くの作品を残しています。本作は、ジャズピアノファンにも人気がありますし、クラブミュージックを経た世代にも知られる一枚で、雑誌などで昔よく見ました。ジャケも良いですよね。欧州ジャズとは言っても敷居は高くなく、最近本ブログで紹介しているECM等の静音ジャズとは異なり、明るくジャズの楽しさに満ちている上品な作品ですね。Pim Jacobsのピアノがメロディアスですし、スイング感のある演奏も素敵です。Pim Jacobsは歌伴を多くやってますし、聴かせ所を上手く捉えていて、曲の良さを引き出すのに長けているように思います。82年という時代にしては、古き良きジャズの良質なエッセンスが感じられる作品で、サウンドも素晴らしく傑作だと思いますね。曲はスタンダードが多いですが飽きません。HMV等で全曲
試聴できますので、曲毎の紹介は省略。何か聴こうかなあと思った時に、つい手にとってしまうアルバム。穏やかな気分になれます。休日に聴くのにピッタリな感じでしょうか。ジャズが初めての方にもオススメできる内容です。2006年に再販されてますので入手も容易ですよ。