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Pete Yellin。Mainstreamでのソロ。クロスオーバーなジャズファンク。レアグルーヴ。
オススメです。 【No.447】 ・Pete Yellin:It's The Right Thing (1973) 今年P-VineからMainstreamに残されたFrank Foster【No.412】やBarry Miles等のジャズファンク作品が続々とリイシューされましたが、中でも個人的に掘り出し物(?)だったのが、このPete YellinのMainstreamでの2作目。正直ノーマーク(買う予定なし)だったんですが、冒頭のStevie Wonder「You Are The Sunshine Of My Life」のカバーが凄く私好みで、買ってしまいました。Pete Yellinは元Buddy Richのバンドに在籍したこともあるアルトサックス奏者。私も好きなBuddy Richの傑作「Swingin' New Big Band」で確かに彼のクレジットが確認できます。本作は全体的にクロスオーバー色の濃いジャズファンクですが、随所で聴ける爽やか味わいが特徴。73年という時代がいい意味で反映されている感じです。これはジャズロックの作品群にも言えるのですが、あまりフュージョン臭くなるのも個人的には好みではなく、このフュージョン一歩手前なサウンドが良いんですよね。先の「You Are The Sunshine Of My Life」は素晴らしい出来ですが、他の曲も充実した内容。タイトル曲「It's The Right Thing」や「Tojo」もグルーヴィーですし、メロディアスな「My Friend」やPete YellinがFluteを吹く浮遊感のある「Norma」も良い出来。4ビートナンバー「Softly As In The Morning Sunrise」も爽やかなグルーヴが心地よいです。Hal Galperのエレピ、Jack Wilkinsのギターもカッコいい。HMVで全曲試聴できます。期待以上に良かった作品。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.12.11 22:18:25
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