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RAD.のライヴ。グルーヴィーなジャジー・ファンク。オススメです。
この辺は若い人でもOKでしょう(勝手に決めつけ)。 【No.450】 ・RAD.:Live At The New Morning, Paris (2004) RAD.(昔は全部小文字だったのに、本作では大文字)は初期のアルバムを2枚紹介済み【No.68】【No.362】なので詳細はそちらを参照願います。本作はパリで2002年に行われたライヴを収録したアルバム。ジャケのエレピにはA Heavy Dose Of Oakland Funkと書かれてます。正直、一時期のアルバムがあまり好きではなかったので多少心配でしたが、以前ブログで紹介したら買いたくなってしまい購入・・・。結論を言うと、このライヴは初期作品のファンキーなグルーヴ感が戻っており凄く良い出来です。ライヴということもあってグルーヴ感はそれ以上かも。私がチェックしていない間に、RAD.はプリンスのバンド:ニュー・パワー・ジェネレーションのメンバーにもなっていたのですね。情けないことに知りませんでした・・・。まあ昔から才能のあるミュージシャンでしたからね。でも、やはり彼女を聴きたいならソロが一番。ファンキーでジャジーなサウンド、David Garibaldiのグルーヴィーなドラム、RAD.の貫禄を増したソウルフルな歌とメロウなエレピが素晴らしい。相変わらず才女ぶりを発揮しています。本作は選曲も良いと思いますね。前に紹介した初期2作品の曲も収録されてますし(M1,2,5)、Hancockの定番カバー「Butterfly」(【No.71】に収録)、Carol Kingの「You've Got A Friend」を収録といった具合にライヴならではの多彩な内容。ジャジーなファンクやアシッドジャズが好きな人は買って損はありません。最近ベスト盤も出ておりHMV等で試聴できますが、このライヴ盤の躍動感には及ばないと思います。ちなみに、初期の作品としては先の2枚の他に「V.A./Yardbird Sweets... Assorted Jazz Flavours」(1996)というアシッドジャズ・ジャズファンク系のコンピで「Kissing My Love」(アルバム未収録)を聴くことが出来ます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.12.15 10:48:49
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