Oscar Peterson。MPSでのピアノトリオ作品。好きなアルバムです。イチオシ。
【No.451】
・Oscar Peterson:The Way I Really Play (1968)
Oscar Petersonは過去2作品【No.174, 324】紹介していますし、有名なジャズピアニストなので詳細は省略。傑作と呼ばれる作品は数多いですが、今回はMPSでの代表作を紹介。邦題「オスカー・ピーターソンの世界」。MPSでの作品では、ストリングスが美しい「Motions & Emotions」を以前紹介してますが、ピアノトリオとなると本作が一番好きですし、MPSの作品中最も人気のある作品だと思います。「Girl Talk」も捨てがたいですけどね。Oscar Petersonのピアノは、いつ聴いてもエンターテイメントに満ちていて素晴らしいです。演奏がダイナミックですし、多少お決まりのフレーズがあるものの、上品で流麗なピアノが心地よいんですよね。ゴキゲンなピアノという言葉が最も似合うピアニストの一人だと個人的に思ってます。本作はスタジオライヴ盤。冒頭の「Waltzing Is Hip」からグルーヴィーで引き込まれますね。選曲も良いですし、歌心のあるOscar Petersonにピッタリ。どの曲も素敵な演奏と雰囲気で、ジャズピアノを聴き始めた頃よく聴いたアルバム。MPSらしく音も非常に良いです。HMV等で全曲
試聴可能。幅広い層に受け入れられる傑作だと思います。最近はEvans系やECMのピアノ作品を聴くことが多かったのですが、やはりOscar Petersonは良いですね。幸せ感が高い感じです。SACDでも発売されてます。