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Open Sky Unit。ジャズレアグルーヴ。マイナーですが魅力的なアルバム。
こんなのもありましたね的な紹介です。
【No.459】　
・Open Sky Unit：Open Sky Unit (1974)
Open Sky Unitはベルギーのジャズグループ。これは世界で500枚もないと言われるレア盤らしく、マニアックな作品。私自身は、レアグルーヴコンピ「Jazz Bizniz 2」(2000)で知りました（本作の「Sunshine Star」を収録）。ちなみに、このコンピのVol.1は以前に紹介済み【No.298】です。この作品はライヴ盤で、2002年にwhatmusicからリイシューされています。Ron Wilsonのヴォーカルとエレピ、4ビートと16ビートを織り交ぜたグルーヴィーなリズムセクションなど聴き所は多いです。B級臭い雰囲気はありますが、その辺がいかにもレアグルーヴらしく好きだったりしますね。特にRon Wilsonのヴォーカルがカッコいい「Open Sky」と「Sunshine Star」がお気に入り。「At Man」もグルーヴィーですし、「Passion & Compassion」あたりはエレピとフルートが絡むスピリチュアルなナンバー。この曲や「Valerie」のエレピは、Chick Coreaの「Return To Forever」の影響が濃いですね。全体によく動くベースも印象に残ります。レアグルーヴでありがちな1曲だけが良いというアルバムではなく、多彩で充実した内容なので、レアグルーヴが好きな人にはオススメできる作品ですね。Towerでは扱っていましたが、現在は廃盤だと思われます。リイシューされた当時は輸入盤だけでなく日本盤も出ていましたし、中古などで安く見つけたらチェックしてみて下さい。