Art Blakey Quintetのライヴ。Blue Noteの名盤。愛聴盤です。
【No.465】
・Art Blakey Quintet:A Night At Birdland, Vol.1 (1954)
新年一発目ということで、アーティストもタイトルもAから始まり、しかもVol.1という本作を選びました(なんとなく気持ち的に)。もちろん内容も素晴らしいですからね。ジャズファンの方は私なんかより余程詳しいでしょうから流してください。Art Blakeyは有名なジャズドラマーで、Jazz Messengersを率いていた頃の作品も有名ですが、このQuintetでのライヴアルバムはハードバップの記念碑的作品として知られています。本作はHorace Silver(p)と一緒に演っていた頃のもの。他のQuintetメンバーも、Clifford Brown(tp)、Lou Donaldson(alto sax)、Curly Russell(b)という凄いメンツ。Pee Wee Marquetteのアナウンスから始まり、疾走感のある「Split Kick」で幕を開ける所なんか何回聴いてもカッコいいですし、「Quicksilver」もアップテンポのナンバーで大好きですね。後のJazz Messengersのアルバムでも演奏されている「A Night In Tunisia」も収録。「Mayreh」も楽しい演奏で気に入っています。スウィング感に満ちていて、これをグルーヴィーと言わずにどうするって感じ。メンバーのソロパートもカッコいいですし、テンションの高いライヴアルバムです。HMV等で全曲
試聴可能。ジャズってカッコいい・楽しいと素直に思えるアルバムで、ファンキーでドライヴ感のある曲が多いですし、若い人にもオススメできます。Vol.2もありますので、気に入った方は、そちらも要チェック。現在のCDはボーナストラックが2曲追加されて、計8曲収録されてます。50年以上も前の録音かつライヴですが音は良いと思いますので、抵抗なく聴けると思いますよ。