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Art Blakey & The Jazz Messengers。これも好きな一枚です。イチオシ。
またJMかと思う人もいるかも。カッコいい作品が多いんで選ぶのに苦労しないんですよね。 【No.490】 ・Art Blakey & The Jazz Messengers:Indestructible (1964) この時代のJazz Messengersのアルバムは「Free For All」【No.466】(1964)を紹介済みです。先の作品と同じく3管編成ですが、この作品では、Freddie Hubbard(tp)に代わってLee Morgan(tp)が復帰しています。他のメンバーは、Curtis Fuller(tb)、Wayne Shorter(ts)、Cedar Walton(p)、Reggie Workman(b)、Art Blakey(ds)で「Free For All」と変わりなし。Lee MorganがJazz Messengersに在籍していたのは、一般の音楽ファンにとって最も知名度が高いアルバム「Moanin'」(1958)の頃ですね。ちなみに「Moanin'」は有名ですが、Jazz Messengersは歴史が長く、しかも傑作が多いグループですので、他の作品も聴いてみることをオススメします。特にWayne Shorter(ts)加入後の作品は外せないですね。本作は「Free For All」と同様にモーダルなジャズ。ダイナミックかつスリリングな名盤「Free For All」の印象は強力ですが、本作もオススメです。凄くクールであると共にブラックネスを感じる作品。イチオシは冒頭の「The Egyptian」や「Sortie」あたり。この時代の厚みのあるアンサンブルがカッコいいです。繰り返されるリフが印象的な「Calling Miss Khadija」、穏やかな「When Love Is New」も好きですね。現在のCDではLP未収録のボーナストラックが1曲追加されてますが、このShorter作の「It's A Long Way Down」も痛快なナンバーでお気に入り。HMV等で全曲試聴できます。「Free For All」含め、クラブジャズが好きな人にもオススメできる内容。ちなみにHMVはタイトルが間違ってますので(Indestructableって・・・)、ご注意下さい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.02.06 22:27:56
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