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John Coltrane。Blue Note ハードバップの名盤。大好きなアルバム。イチオシ。
持っている人が多いと思いますが、外せない一枚ですよね。 【No.497】 ・John Coltrane:Blue Train (1957) John Coltraneに対して、みなさんどんな印象をお持ちでしょうか。ジャズ名盤には必ず何枚か入っていますし、モード、フリー、スピリチュアルなど様々なキーワードで語られますが、聴いてみて敷居が高く感じるアルバムも多いかもしれません。少なくとも私はそうでしたね。そういう人にオススメなのが本作。私も大好きなアルバムで、最初に好きになったJohn Coltraneの作品です。Blue Noteからリリースされた唯一のリーダー作。なんといっても本作の特徴はハードバップということでしょう。グルーヴィーで最高です。とにかく楽しいアルバム。Blue Noteにもう少しアルバム残して欲しかった気もしますねえ。他のメンバーは、Lee Morgan(tp)、Curtis Fuller(tb)といったJazz Messengersの面々に、Kenny Drew(p)、Paul Chambers(b)、Philly Joe Jones(ds)。例によって豪華メンバー。Lee Morgan、Curtis Fullerとの3管編成は聴き応えがありますし、リズムセクションは文句なし。Kenny Drewのピアノもゴキゲンな演奏でお気に入りですし、John Coltraneのテナーはモチロン素晴らしい。冒頭の「Blue Train」からクール。メロディアスな「Moment's Notice」、アップテンポでスウィング感溢れる「Locomotion」や「Lady Bird」、美しいスタンダード「I'm Old Fashioned」と、どの曲も素晴らしい出来。「Moment's Notice」は後にPharoah Sandersが傑作「Rejoice」【No.487】でカバーしている名曲。本当に素敵なアルバムです。HMV等で全曲試聴可能。現在のCDでは、ボーナストラックとして「Blue Train」、「Lazy Bird」のAlternate Takeを収録。過去紹介しているArt Blakey & The Jazz Messengersが好きな人は気に入るでしょうね。ジャズが好きなら押さえておくべき必聴盤です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.02.22 22:40:05
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