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Art Blakey & The Jazz Messengers。Morgan, Shorter 2管時代の人気作。傑作です。
沢山持っているのでJazz Messengersの紹介は今後も続く予定。 【No.543】 ・Art Blakey & The Jazz Messengers:Like Someone In Love (1960) Lee Morgan, Wayne Shorterによる2管時代の作品は、「The Freedom Rider」【No.531】、「Roots And Herbs」【No.527】を紹介済み。この時代は何回も書いているように傑作揃いですが、今回は先の2作より一般的にも知られている人気作を紹介。言うまでもなくBlue Noteからのもの。個人的にも愛聴盤ですね。本作は、有名な「A Night In Tunisia」と同時期(60年8月)のセッションで残ったものをまとめ、後年(66年)になって発売された作品ですが、聴いて驚くほどのポテンシャルの高さです。Morgan、Shorter、Blakey以外のメンバーは、Bobby Timmons(p)、Jymie Merritt(b)で、先の2作(一部の曲を除く)と同じいつものメンツ。本作が人気作であるのは、残ったものとは思えない楽曲・演奏の充実度、メロディアスな楽曲とグルーヴィーな曲を両方収録し全体の構成が良い点、ジャケ買いしそうになるほど素晴らしいジャケにあるのかなと思います。本作ではオリジナルLPの5曲中、4曲がメンバーのオリジナルで、Morganの作品が1曲、Shorterが3曲。特に有名なのは、オリジナルではないものの穏やかで繊細なアレンジが際立つタイトル曲「Like Someone In Love」と、Shorter作の「Sleeping Dancer Sleep On」でしょうね。この2曲は素晴らしい出来。Jazz MessengersらしいグルーヴがカッコいいShorter作の「Noise In The Attic」や「Giantis」も個人的には大好きですね。全体的にはLee MorganのトランペットとBobby Timmonsのピアノが印象に残ります。HMVで全曲試聴可能。ジャズ初心者の方でもOKだと思います。今丁度聴きながら書いてますけど、何回聴いてもいいですね。是非チェックしてみて下さい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.07.08 22:49:38
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