Milt Jackson。傑作ライヴアルバム。オススメです。
【No.559】
・Milt Jackson:At The Museum Of Modern Art (1965)
Milt Jacksonのアルバムは初めて紹介しますが、Vibe奏者としてジャズ界では大御所ですので詳細は省略。リーダー作だけでなく他の大物ジャズミュージシャンとの共演盤、MJQでの作品など良いアルバムは多いですね。今回紹介する作品はライヴアルバムで、U.F.O.がカバーした曲を収録している事でクラブジャズファンにも知られる一枚。Limelightというレーベルからリリースされていたものです。邦題は「近代美術館のミルト・ジャクソン」。まんまです…。Vibeは響きが心地よくて好きな楽器ですね。Milt Jackson以外のメンバーは、Ron Carter(b)、JMでの活躍でも知られるCedar Walton(p)、James Moody(fl)、Candy Finch(ds)。本作には9曲収録されていますが、そのうち本ライヴのメンバーによるオリジナルが7曲収録されているのも新鮮で嬉しいところ。Milt JacksonのVibeはモチロンですがJames Moodyのフルートや軽快なグルーヴが気に入っています。先のネタとなった曲は「Flying Soucer」。リムショットが印象的なカッコいい曲で、カバーされるのも納得の出来。他も良い曲が揃っており、かなり好きな一枚ですね。「The Quota」やボッサテイストの「Novamo」、アップテンポでグルーヴィーな「Namesake」や「Turquoise」等どの曲も凄くイイ感じです。HMVで全曲
試聴可能。ジャケも結構気に入っています。シンプルなんですが、カッコいいですよね。リンク先及び写真は輸入盤ですが、日本盤が2006年に発売されており、価格もそう高くはないので、買うなら日本盤をオススメします。解説もついていますしプラケースですから。