Gerry Mulliganの代表作。ジャズ名盤。リラックスアイテムですね。イチオシです。
【No.560】
・Gerry Mulligan:Night Lights (1963)
ジャズ名盤として知られ、人気の高いGerry Mulliganの代表作。持っている人が多いでしょうけど、好きなんで紹介しておきます。穏やかでリラックスできるジャズアルバムは多いのですが、本作は中でも屈指の出来だと思いますね。個人的には職人Jim Hall(g)の参加が嬉しいところ。この人のギターだけで、ワンランク上の作品になります。雰囲気は異なりますが、同じくJim Hallが参加しているPaul Desmondの名盤「Bossa Antigua」【No.322】が好きな人は買って損はないと断言できます。スタンダード「In The Wee Small Hours Of The Morning」とボッサ定番「Manha De Carnaval」、本作中でも有名なショパンの「Prelude In E Minor」を除き、Gerry Mulliganのオリジナルで構成されていますが、どれもホント素晴らしい出来。Gerry MulliganのBaritone(!) Saxが渋く、Jim Hallのギター、Art Farmerのトランペットと共に、なんとも言えない心地よい雰囲気を生み出しています。タイトルどおり夜聴くのが一番ピッタリはまるんですが、夕暮れ時なんかもいいですよ。HMVで全曲
試聴可能。冒頭のタイトル曲「Night Lights」から名曲ですよね~。ボッサテイストの「Prelude…」も凄くいいですし、「Tell Me When」等お気に入りばかり。未聴の方はチェックしてみることをオススメします。40年以上も前の録音ですが、今後も愛され続けるであろう味わい深い作品です。CDでは「Night Lights」の65年録音バージョンが追加で収録されています。