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カテゴリ:Soul・Funk・Blues
Patti Austin。久々に歌ものを紹介。「Say You Love Me」収録。
【No.581】 ・Patti Austin:End Of A Rainbow (1976) Patti Austinのデビューアルバム。CTIレーベルから出ているものです。ジャンルをまたいで活躍している人ですし、他に代表作・曲もありますが、この1stは外せない内容。まあ有名な人・グループの1stアルバムというのは大抵当たりですよね。Patti Austinはコレ以前にも同レーベルにおいて他のアーティストのアルバムに参加していますが、その頃から話題になっていたようです(解説より)。全9曲中8曲が本人のオリジナルで、良い曲が多いのには少し驚かされます。歌に関しても余裕があって、デビューアルバムとは思えないポテンシャルの高さ。非凡な才能を感じさせてくれます。本作では特にアルバムトップの「Say You Love Me」が有名で、名曲として知られていますね。Minnie Ripertonの「Loving You」に似たタイプで、お気に入りの曲。参加メンバーも実力者揃いで、Richard Tee(key)、Steve Gadd(ds)、Ralph McDonald(per)、Eric Gale(g)、Barry Miles(syn)、Will Tee(b)。メンツを見る限りフュージョンって感じを持たれる方が多いと思いますが、主役はあくまでPatti Austinであり、フュージョン臭さは控えめで、洗練されすぎていない感じがイイです。70年代中期のメロウなサウンドで、浮遊感のあるキーボードも心地よいですね。アレンジはDavid Matthews。HMVで全曲試聴可能。先の曲以外では「In My Life」「You Don't Have To Say You're Sorry」「More Today Than Yesterday」「What's At The End Of A Rainbow」「This Side Of Heaven」あたりが気に入っています。「Say You Love Me」を筆頭に親しみやすい曲が多くオススメ。CTIのヴォーカルものでは好きな一枚です。日本盤で安く入手可能。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.12.21 21:25:20
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